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J-GLOBAL ID:201702285233089062   整理番号:17A0036251

春播トウモロコシの子実収量と成長に対する浸水後の外因性ホルモン6-ベンジルアデニン(6-BA)散布の影響

Effects of spraying exogenous hormone 6-benzyladenine (6-BA) after waterlogging on grain yield and growth of summer maize
著者 (6件):
資料名:
巻: 188  ページ: 96-104  発行年: 2016年03月01日 
JST資料番号: W1910A  ISSN: 0378-4290  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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サイトカイニンは,ストレス条件の悪影響に対応するための植物応答調節に関与することが知られている。ここでは,中国で最も普通に栽培されている春播トウモロコシ雑種DengHai605(DH605)とZhengDan958(ZD958)の子実収量と成長に及ぼす6日間浸水した後の外因性6-ベンジルアデニン(6-BA)の第3葉段階での散布(V-3WL+BA)と第6葉段階での散布(V-6WL+BA)の影響を検討した。圃場条件下での浸水は成長過程を遅らせ,葉面積指数,クロロフィル含量および乾物蓄積量を低下させ,結果的として子実収量がDH605品種ではV-3WL(6日間の湛水した第3葉段階)とV-6WL(6日間湛水した第6葉段階)で参照用(CK)と比較してそれぞれ30.3%と18.78%低下し,ZD958品種のV-3WLとV-6WL8ではそれぞれ30.39%と21.38%低下した。対比により,外因性6-BAの散布は春播トウモロコシに及ぼす浸水悪影響が葉の老化を遅らせて効果的に緩和し,クロロフィル含量を増大させ,光合成成績を改善した。発房段階では,DH605品種のV-3WL+BAとV-6WL+BAのPnはV-3WLとV-6WLの値と比較してそれぞれ9.57%および8.3%増大したが,ZD958品種のそれに対応する値はそれぞれ2.96%と4.05%増大した。それらの応答は光合成産物の蓄積量にも伝わり,穀粒登熟速度を増大し,結果として穂の特性を改善して春播トウモロコシの子実収量を増大させた。DH605品種のV-3WL+BAとV-6WL+BAでの子実収量はV-3WLとV-6WLの値と比較してそれぞれ15.57%と12.39%増大したが,ZD958品種の対応する値はそれぞれ20.05%と15.32%増大した。明らかに,外因性6-BAの散布は浸水した春播トウモロコシの穀粒登熟特性と光合成を効果的に改善できて,結果的に浸水処理と比較して子実収量を著しく増大させた。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
分類
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トウモロコシ  ,  植物成長調整剤  ,  発生,成長,分化 
物質索引 (1件):
物質索引
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