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J-GLOBAL ID:201702285300275312   整理番号:17A0439438

アポシニンとジフェニレンヨードニウムはマウス胚性幹細胞において,酸化ストレスを誘導し,PI3K/AktおよびMAPK/Erk活性を調整する

Apocynin and Diphenyleneiodonium Induce Oxidative Stress and Modulate PI3K/Akt and MAPK/Erk Activity in Mouse Embryonic Stem Cells
著者 (12件):
資料名:
巻: 2016  ページ: ROMBUNNO.7409196 (WEB ONLY)  発行年: 2016年 
JST資料番号: U7012A  ISSN: 1942-0900  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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活性酸素種(ROS)は細胞機能の重要な調節因子である。胚性幹細胞において,ROSは分化状態に影響することが示唆されている。調節されたROS形成はNADPH依存性オキシダーゼ(NOX)により主として触媒される。アポシニンとジフェニレンヨードニウムは頻繁にNOXの阻害剤として用いられる。しかし,両者はNOX阻害に関連しない特性化されていない効果を呈する。興味深いことに,筆者らのマウス胚性幹細胞のモデルにおいて筆者らはNOXの低い発現を立証する。従って筆者らは,これらの薬剤の潜在的な副作用を明らかにすることを狙った。アポシニンとジフェニレンヨードニウムは共に,細胞増殖を傷害した。驚いたことに筆者らは,ヒドロエチジンにより測定したところ,これらの薬剤の酸化促進活性を観察した。更に,筆者らは,アポシニンが,下流転写因子Nanogと共にPI3K/Akt経路を阻害することを明らかにした。これと反対に,アポシニンは標準的Wntシグナリングの活性を強化した。反対に,ジフェニレンヨードニウムはWntに影響することなく,PI3K/AktおよびErkシグナル経路の両方を活性化した。本データは,細胞内シグナル経路とのNOX阻害剤の限界と,可能性のある予期せぬ相互作用を示す。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
その他の薬物の基礎研究  ,  動物に対する影響 

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