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J-GLOBAL ID:201702285360625250   整理番号:17A0310961

オオタバコガ(Helicoverpa armigera)の唇弁における二酸化炭素受容体の機能的検証【Powered by NICT】

Functional validation of the carbon dioxide receptor in labial palps of Helicoverpa armigera moths
著者 (5件):
資料名:
巻: 73  ページ: 12-19  発行年: 2016年06月 
JST資料番号: D0873A  ISSN: 0965-1748  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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成体ガはそれらの唇弁における臓器,唇弁孔器,センシング二酸化炭素(CO_2)のための特化を有していた。健康な植物を検出し,食物を見つけるまたはそれらに産卵する手がかりとしてCO_2を用いた。Drosophila melanogaster(キイロショウジョウバエ)とAedes aegypti(ネッタイシマカ)におけるCO_2受容体の分子基礎は報告されているが,鱗翅目におけるCO_2受容体の分子機構は不明のままである。本研究では,著者らは最初の三つの推定上のHelicoverpa armigera CO_2味覚受容体遺伝子(HarmGr1,HarmGr2,HarmGr3)を再検討し,それらの発現パターンを分析した。RT-PCRの結果は,それらが主にH.armigeraの唇弁で発現した検証した。in situハイブリダイゼーションを用いた唇弁の三遺伝子の発現の局在を調べた。全三遺伝子は唇弁の同じ細胞で共発現することを見出した。次に,三遺伝子の機能を研究するためのアフリカツメガエル卵母細胞発現系と二電極電位クランプ記録を用いた。結果はHarmGr1とHarmGr3を共発現しているまたはHarmGr1,HarmGr2とHarmGr3を共発現する卵母細胞のみがNaHCO_3にロバストな応答を与えることを示した。最後に,メスとオス両方の下唇髭における感覚細胞は単一感覚子記録を用いてCO_2刺激に対する用量依存応答を示すことを確認した。HarmGr1とHarmGr3は不可欠とH.armigeraの下唇髭におけるCO_2センシングに十分であることを明らかにした。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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遺伝子発現  ,  細胞膜の受容体 
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