文献
J-GLOBAL ID:201702285366126609   整理番号:17A0439034

メトフォルミンは抗酸化機序を通してin vitroおよびin vivoでの腎結石形成を阻止する

Metformin Prevents Renal Stone Formation through an Antioxidant Mechanism In Vitro and In Vivo
著者 (13件):
資料名:
巻: 2016  ページ: ROMBUNNO.4156075 (WEB ONLY)  発行年: 2016年 
JST資料番号: U7012A  ISSN: 1942-0900  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
酸化ストレスは腎尿細管上皮損傷に関連する尿路結石症の原因および重要な促進因子である。この研究では,シュウ酸に誘発される腎尿細管細胞損傷と高シュウ酸尿症ラットモデルでの結石形成に対するメトフォルミンの阻止作用について調べることを目的とした。MTTアッセイを行って,シュウ酸誘発性細胞毒性に対するメトフォルミンの保護について調べた。細胞内スーパーオキシドジスムターゼ(SOD)活性とマロンジアルデヒド(MDA)レベルはin vitroで測定した。雄のSprague-Dawleyラットを対照群,エチレングリコール(EG)処理群,およびEG+メトフォルミン処理群に分けた。酸化ストレスと結晶形成は8週間処理後の腎組織で評価した。メトフォルミンはシュウ酸に誘発されるMDCK細胞およびHK-2細胞の生存性の低下を有意に阻害した。加えて,メトフォルミンはシュウ酸で誘発したMDCK細胞およびHK-2細胞におけるMDA濃度の増加とSODの低下傾向を顕著に阻止した。in vivoでは,EG処理群では対照に比べてMDAレベルの増加とSOD活性の低下が検出された一方,EG+メトフォルミン処理群ではこれらのパラメーターは逆転した。EG+メトフォルミン処理群におけるKidney結晶形成はEG処理群に比べて有意に低下した。メトフォルミンは腎尿細管保護と抗酸化作用を通して尿中結晶沈着物形成を抑制した。(翻訳著者抄録)
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
泌尿器作用薬の基礎研究  ,  泌尿生殖器疾患の薬物療法  ,  細胞生理一般 
物質索引 (4件):
物質索引
文献のテーマを表す化学物質のキーワードです
タイトルに関連する用語 (4件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る