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J-GLOBAL ID：201702285457066378   整理番号：17A0411026

東南アジアにおけるリソスフェアの有効弾性厚みの空間的変動【Powered by NICT】

Spatial variations in the effective elastic thickness of the lithosphere in Southeast Asia

著者 (6件)： Shi Xiaobin (Key Laboratory of the Marginal Sea Geology, South China Sea Institute of Oceanology, Chinese Academy of Sciences, 164, Xingang Xi Road, Guangzhou 510301, China) ,  Kirby Jon (Department of Spatial Sciences, Curtin University, GPO Box U1987, Perth, WA 6845, Australia) ,  Yu Chuanhai (Key Laboratory of the Marginal Sea Geology, South China Sea Institute of Oceanology, Chinese Academy of Sciences, 164, Xingang Xi Road, Guangzhou 510301, China) ,  Yu Chuanhai (University of Chinese Academy of Sciences, Beijing 100039, China) ,  Jimenez-Diaz Alberto (Departamento de Geodinamica, Facultad de Ciencias Geologicas, Universidad Complutense de Madrid, 28040 Madrid, Spain) ,  Zhao Junfeng (Key Laboratory of the Marginal Sea Geology, South China Sea Institute of Oceanology, Chinese Academy of Sciences, 164, Xingang Xi Road, Guangzhou 510301, China)
資料名： Gondwana Research  (Gondwana Research)
巻： 42  ページ： 49-62  発行年： 2017年 
JST資料番号： W2249A  ISSN： 1342-937X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 長期リソスフェア強度の指標として,横方向有効弾性厚さ(T)変化に関する詳細な情報は,表面変形の分布パターンと長期力への応答を理解する上で助けとなる。ここでは地形とブーゲ重力異常データの一貫性を解析することにより複雑な東南アジア領域のためのTの空間変動の高分解能マップを提示した。低密度堆積物の重力不足を考慮した後,回収されたT eマップは地質,特に細長いリフト盆地のより代表的なことを見出した。結果は,一般的に,東南アジアにおけるT_e変動パターンはその構造区と主要な地殻構造の境界とよく一致することを示した。海盆,インドシナとSibumasuブロック間のインドシナ縫合帯,Makassar海峡は低T eによって特徴づけられる,Khorat高原,西ビルマ,シンガポール海嶺,ConA歌うねり,ボルネオ,北部オーストラリア縁辺とMolucca海で回収される中程度と高T値であった。南インドネシア縁辺におけるT_eパターンは,前弧領域と海台と海山の考え方と衝突によって複雑になっている。不均一強度特徴は様々な造構ユニットの複雑な集団,および新生代造構イベント中に顕著な変形と一致した。インドシナ半島では,インド-ユーラシア衝突中の押出変位は押出と粘性構造モデルの複合機構により分配され,吸収された可能性がある。その結果,南シナ海における主要な走向移動断層の沖合変位はプロト南シナ海のスラブ引張りのような他の機構よりもと仮定され,南シナ海の発達に対する影響をより小さい本来よりはるかに小さかった。境界構造力によって駆動された変位が大きく活動的縁辺と隣接する弱い領域における沈み込みと変形により吸収され,減少しているので,内部領域の運動速度が境界活動縁辺域よりも非常に低く,それらは地震活動と火山活動の大きくなかった。著者らの結果は,東ボルネオは同様の地殻基盤を共有し,西中部ジャワから破壊されメソテーチス海の広い構造帯を代表し,東ボルネオによるサラワクとサバ州北部ボルネオに可能性があることを示唆した。インドシナとSibumasuブロック間のインドシナ帯はBilliton島を横断するさらに南東方向を拡張南部ボルネオ沖に可能性があり,シンガポールプラットフォームと南西ボルネオが同一ブロックに属するものと思われる。結果ではまた,内部負荷画分Fは中国南部の沿岸地域,南シナ海の北縁,インドシナの沿岸地域,これは,一般的に,高速下部地殻層と後期新生代玄武岩質岩石の分布と一致したが高いことを示した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： インドネシア共和国 ,  地質 ,  地殻 ,  カリマンタン ,  オーストラリア連邦 ,  *リソスフェア ,  地殻構造 ,  重力異常 ,  インド ,  海洋 ,  重力 ,  南シナ海 ,  玄武岩 ,  高分解能 ,  サブダクション

著者キーワード (5件)： 有効弾性厚さ ,  スペクトル法 ,  リソスフェア構造 ,  東南アジア ,  大陸変形

分類 (2件)： 年代測定  (DD01050W) ,  構造地質学・テクトノフィジクス一般  (DE04010C)

タイトルに関連する用語 (5件)： 東南アジア ,  リソスフェア ,  弾性 ,  厚み ,  空間的変動