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J-GLOBAL ID：201702285927599671   整理番号：17A0257029

ナノ担体固定化酵素の最近の研究の進展【JST・京大機械翻訳】

Recent advances in immobilized enzymes on nanocarriers

著者 (8件)： Cao Shilin (School of Chemistry and Chemical Engineering, South China University of Technology) ,  Xu Pei (School of Chemistry and Chemical Engineering, South China University of Technology) ,  Ma Yongzheng (Department of Applied Biology and Chemical Technology, The Hong Kong Polytechnic University) ,  Yao Xiaoxiao (Department of Applied Biology and Chemical Technology, The Hong Kong Polytechnic University) ,  Yao Yuan (Department of Applied Biology and Chemical Technology, The Hong Kong Polytechnic University) ,  Zong Minhua (School of Chemistry and Chemical Engineering, South China University of Technology) ,  Li Xuehui (School of Chemistry and Chemical Engineering, South China University of Technology) ,  Lou Wenyong (South China University of Technology)
資料名： Cuihua Xuebao  (Cuihua Xuebao)
巻： 37  号： 11  ページ： 1814-1823  発行年： 2016年 
JST資料番号： B0927B  ISSN： 0253-9837  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 中国 (CHN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 触媒は化学工業の重要な基礎であり、その中で酵素は重要な効率的な天然触媒である。近年、酵素は工業分野に応用され、例えば、精密化学工業、食品工業、製薬工業、工業化業と紙パルプの製紙に応用されている。しかし、遊離酵素は価格が高価であるため、操作安定性(特に回収と再利用性能が低い)などの欠点があるため、工業での更なる応用はある程度制限されている。酵素の固定化は上述の問題を解決する有効な方法である。1つの理想的な酵素固定化技術は担体が良好な生体適合性と高比表面積を持ち、適量の酵素を負荷することができ、良好な再利用性があり、固定化酵素の過程は簡単で、得られた固定化剤は良好な触媒性能、安定性及び工業応用価値がある。固定化酵素技術は長年の発展を経ているが、更なる研究が必要である。ここ数年、人々はセルロースセルロース、ポリドーパミン類ナノ担体及び生体適合性合成有機物納米Jiaoなどの新型ベクターによる酵素の固定化について研究し、比較的に良い成果を得た。本論文では、これらの新型ナノ担体の調製及び酵素の固定化過程について総説し、ナノ担体固定化酵素の構造及び触媒性能について述べ、発展の将来性を展望した。セルロースは世界中で最も生産量が高く、由来が最も広いバイオポリマーである。セルロースは一定の酸(硫酸と塩酸)で加水分解された後、高結晶度を有するセルロースナノ結晶が残った。それらは,高い比表面積,高い機械的強度,および優れた機械的性質を持っている。そのため、研究者はセルロースナノ結晶を担体として酵素固定化を行い、担持量が高く、触媒性能が高い固定化酵素製剤を得た。近年,生物工学によって調製された聚多巴An類材料は,近年ますます多くの注目を集めている。ドーパミンは良好な自己重合能力を有し、無機、有機などの各種材料に対して表面修飾を行うことができる。同時に、ドーパミンに含まれる活性官能基は酵素と架橋し、固定化酵素の効果を達成できる。合成性高分子納米Jiaoに基づく固定化酵素技術は,新しい研究分野である。固定化プロセスは2つのタイプに分けることができる。(1)その場重合により,酵素の表面上に納米Jiao(FROM-FROM)を生成した。(2)酵素を,合成した納米Jiaoと架橋した(GRAFTING-TO-過程)。その中で、GROWING-FROMプロセスは、まず酵素分子をアリル化し、その場重合を行う。その場重合はラジカル重合、原子移動ラジカル重合(ATRP)と可逆的付加-連鎖移動重合(RAFT)に分けられる。その中で、ATRPとRAFTは主に環境応答性の酵素-高分子ナノゲルを調製するために使用されている。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： その場重合 ,  触媒活性 ,  表面改質 ,  バイオテクノロジー ,  再利用 ,  生体高分子 ,  生体適合性 ,  *固定化酵素 ,  *酵素 ,  比表面積 ,  ナノ結晶 ,  セルロース ,  カテコールアミン ,  第一アミン
準シソーラス用語： 官能基 ,  *固定化 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (4件)： Enzyme immobilization ,  Cellulose nanocrystal ,  Polydopamine ,  Biodegradable material

分類 (1件)： 酵素の応用関連  (EB09100B)

物質索引 (1件)： ドーパミン

タイトルに関連する用語 (4件)： ナノ担体 ,  固定化酵素 ,  研究 ,  進展