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J-GLOBAL ID：201702286445662772   整理番号：17A0517558

LINEスタンプの適切な代替表現-代替テキストに加えた補助情報の効果と晴眼者と視覚障害者の比較-

Appropriate Alternative Presentation Method of LINE Stamps-Effect of Additional Information of Alternative Text and Comparison of the Sighted and the Visually Impaired-

著者 (3件)： 西垂水梨帆 (東京女大 現代教養) ,  山本彩乃 (東京女大 現代教養) ,  渡辺隆行 (東京女大 現代教養)
資料名： 電子情報通信学会技術研究報告  (IEICE Technical Report (Institute of Electronics, Information and Communication Engineers))
巻： 116  号： 519(WIT2016 76-95)  ページ： 107-116  発行年： 2017年03月03日 
JST資料番号： S0532B  ISSN： 0913-5685  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 視覚障害者が分かりやすくて面白いLINEスタンプの代替表現を調べるために,「記述化した音声のみ」,「記述化した音声+オノマトペ」,「記述化した音声+効果音」,「記述化した音声+曲」の4つの刺激の中から,晴眼者(目隠し条件と晴眼条件)と視覚障害者を対象とした順位づけの実験をおこなった。更に,意味と感性がどの程度伝わっているのかも確認した。その結果,「記述化した音声のみ」が最下位で,「記述化した音声+オノマトペ」がほとんどの場合順位が最も高かった。オノマトペは言葉で伝えるため具体性が高く情報量も多いため,この結果になったと思われる。また晴眼者の場合,意味の伝達度に関してはスタンプを見たときに得られる情報が音声のみでは伝わりきらず,感性の伝達度に関しては概ね意図した通りに伝わった。(著者抄録)

シソーラス用語： 視覚障害者 ,  情報 ,  人間 ,  比較 ,  *印字 ,  *電子メール ,  用語 ,  *情動 ,  音楽 ,  会話 ,  *ヒューマンインタフェイス ,  *表現 ,  情報流通
準シソーラス用語： オノマトペ ,  スタンプ ,  絵画表現 ,  効果音 ,  情報伝達 ,  晴眼者 ,  文字情報 ,  感情表現

分類 (1件)： 人間機械系  (IB03000G)

引用文献 (5件)：

• LINE株式会社 (2016). 2015年10月-2016年3月 媒体資料.
• 渡辺哲也・山口俊光・南谷和範 (2014). 視覚障害者の携帯電話・スマートフォン・タブレット・パソコン利用状況調査2013. http://dspace.lib.niigata-u.ac.jp/dspace/bitstream/10191/27807/1/TAF_Report_H26.pdf (2016年8月2日)
• 外務省. 障害者の権利に関する条約(略称: 障害者権利条約). http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/jinken/index_shogaisha.html
• 廣瀬信之・牛島悠介・森周司 (2014). 携帯電話メールによる感情の伝達に顔文字と絵文字が及ぼす影響 感情心理学研究, 22, pp.20-27.
• 佐藤麻貴・田中優花 (2014). LINEスタンプのアクセシビリティの向上-LINEスタンプを言語化した音声と効果音化した音声の比較-, 東京女子大学コミュニケーション専攻卒業論文.

タイトルに関連する用語 (6件)： LINE ,  スタンプ ,  代替 ,  表現 ,  晴眼者 ,  視覚障害者