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J-GLOBAL ID:201702286808296150   整理番号:17A0373234

ダッタンソバFtMYB10はトランスジェニックArabidopsisにおける塩および乾燥応答の新しい負の調節因子として作用するR2R3-MYB転写因子をコードする【Powered by NICT】

Tartary buckwheat FtMYB10 encodes an R2R3-MYB transcription factor that acts as a novel negative regulator of salt and drought response in transgenic Arabidopsis
著者 (9件):
資料名:
巻: 109  ページ: 387-396  発行年: 2016年 
JST資料番号: W1643A  ISSN: 0981-9428  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: フランス (FRA)  言語: 英語 (EN)
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ダッタンソバは,非生物的耐性粗穀類であるが,ストレスの耐性機構は,大部分が知られていない。MYB転写因子は,種々の生理学的,生化学的および分子的応答,植物のストレス耐性を正及び負の両方に調節で重要な役割を果たしている。本研究では,著者らは,ダッタンソバからのR2R3-MYB遺伝子,FtMYB10の発現はABAおよび干ばつ処理により有意に誘導されることを報告した。ABA処理下で種子発芽試験は,トランスジェニック系統はABAに敏感でないことを示した。ArabidopsisにおけるFtMYB10の過剰発現は耐干性と耐塩性を減少させた。更なる研究はトランスジェニック植物においてプロリン含量は正常とストレス条件下でP5CS1遺伝子の発現低下と関係して著しく低下することを示した。さらに,いくつかのストレス応答遺伝子の発現,DREB1/CBFs,RD29B,RD22,DRE/CRTクラスのいくつかの遺伝子を含む,はArabidopsisにおけるFtMYB10過剰発現に応答して減少した。これらの結果は,FtMYB10はABAシグナル伝達のフィードバック調節において重要な役割を果たし,植物における塩及び乾燥ストレス耐性の新規な負の調節因子として作用する可能性があることを示唆した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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植物生理学一般  ,  遺伝子発現 
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