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J-GLOBAL ID:201702287496207284   整理番号:17A0495885

肝臓輸送体を研究するためのPETトレーサとしてのフッ素化胆汁酸誘導体の設計,合成,インビトロ特性化および予備イメージング研究

Design, synthesis, in vitro characterization and preliminary imaging studies on fluorinated bile acid derivatives as PET tracers to study hepatic transporters
著者 (10件):
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巻: 25  号:ページ: 963-976  発行年: 2017年02月01日 
JST資料番号: W0556A  ISSN: 0968-0896  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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肝臓輸送体蛋白質,特にOATP1B1のインビボ機能を画像化するための[18F]標識陽電子放射断層撮影法(PET)トレーサとして使用することができるフッ素化胆汁酸誘導体を同定することを目的として,コール酸,デオキシコール酸およびリトコール酸(各々CATD,DCATDおよびLCATD4a~c)の3種のフッ素化胆汁酸トリアゾール誘導体を合成し,トリチウムで標識した。OATP1B1に対する最良の基質を同定する細胞に基づいたアッセイを用いて,インビトロでの輸送特性を研究した。さらに肝臓輸送の特異性を評価するために,リード化合物,LCATD(4c)を他の肝臓取込輸送体OATP1B3,NTCPおよび排出輸送体BSEPの基質として試験した。この結果から,4cがOATP1B1およびNTCPの良好な基質であるが,OATP1B3の貧弱な基質であることを示唆していた。また,排出輸送体BSEPは肝細胞からの4cの排泄に関与しているように見える。[18F]-4cの自動放射線合成はマルチGBqスケールで達成され,野生型ラットにおけるパイロットイメージング実験を静脈内投与後に実施してトレーサの生体内分布およびクリアランスを評価した。PETイメージングにより,放射能は主に肝臓に位置し(tmax=75s),胆汁を介して独占的に除去され,従って動物モデルにおける胆汁酸の肝胆道性排泄を画像化することを可能にすることを明らかにした。これらの研究結果により,[18F-LCATD4cは肝臓輸送体OATP1B1,NTCPおよびBSEP活性の評価のための有望なPETプローブであることを示唆しており,これらの輸送体を含む薬物-薬物相互作用および薬物誘発毒性を研究する可能性がある。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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ステロイド  ,  細胞膜の輸送 
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