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J-GLOBAL ID:201702287727305953   整理番号:17A0312993

チオールキレート樹脂による煙道ガスからの酸化された水銀(Hg~2+)の除去に関する研究【Powered by NICT】

Study on the removal of oxidized mercury (Hg2+) from flue gas by thiol chelating resin
著者 (9件):
資料名:
巻: 148  ページ: 28-34  発行年: 2016年07月 
JST資料番号: A0298B  ISSN: 0378-3820  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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最初の煙道ガスからの酸化された水銀(Hg~2+)を除去するために導入したチオールキレート樹脂,湿式排煙脱硫プロセスによってもたらされた水銀の再エミッションを避けることができた。チオールキレート樹脂を材料としてクロロメチルポリスチレン樹脂を調製し,次いでチオールキレート樹脂をFourier変換赤外分光法,Brunauer-Emmett-Teller,元素分析,および熱重量分析によって特性化した。チオールキレート樹脂とその収着挙動のHg~2+吸着性能もHg~2+を含む模擬煙道ガス中で研究した。チオールキレート樹脂は高い熱安定性と比表面積を有し,煙道ガスからHg~2+除去のための吸着剤として使用できることが分かった。チオールキレート樹脂による煙道ガスからのHg~2+の収着挙動は擬二次速度式に従い,化学吸着過程が律速段階であった。Hg~2+除去効率は25 50°Cで煙道ガスの90%以上であった。Hg~2+チオールキレート樹脂捕捉は6M塩酸により成功裏に再生された。チオールキレート樹脂は三回再生されている場合,その再生率は90.2%に達した。チオールキレート樹脂の再利用性はHg~2+除去プロセスは経済的に実現可能にした。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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水銀とその化合物  ,  産業排ガス処理 

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