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J-GLOBAL ID：201702287971641315   整理番号：17A0186028

農村系長屋門の利活用実態とその持続性に関する研究 栃木県宇都宮市・高根沢町を中心とした事例的検討

UTILIZATION AND SUSTAINABILITY OF NAGAYA-MON GATE IN RURAL AREA: Case studies of Utsunomiya city and Takanezawa town in Tochigi prefecture

著者 (2件)： 三橋伸夫 (宇都宮大 地域デザイン科学) ,  本庄宏行 (宇都宮大 地域デザイン科学)
資料名： 日本建築学会計画系論文集  (Journal of Architecture and Planning (Transactions of AIJ))
号： 732  ページ： 403-409  発行年： 2017年02月28日 
JST資料番号： Y0894A  ISSN： 1340-4210  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 農村地域の民家の長屋門を実態調査し,存続可能性を考察した。栃木県宇都宮市と高根沢町を対象に,地理的分布の把握,現地調査,所有者の聞き取り調査・事例研究を行い建築意匠の特徴,現在用途と利用,修繕と保全意向等を研究した。その結果,1)現在用途は農業用資材・機材・生活用品・食糧・農産物の貯蔵が多いこと,2)高度成長期を中心に改修が進み,茅葺・石葺から金属葺に,壁が板張りから大谷石張りに等変化したこと,3)所有者の保全意思として,継承と共に屋敷構えや地域景観にとって重要という意向が見られること,4)経済的負担や不自由さ等の課題に係わらず,家の歴史や家格の象徴の意識があること,等の知見を得た。

シソーラス用語： *門 ,  古建築 ,  農村 ,  栃木県 ,  地理的分布 ,  事例研究 ,  収納部分 ,  改修 ,  *町並み ,  継承 ,  思考 ,  *保全 ,  *長屋門 ,  宇都宮市 ,  地域景観
準シソーラス用語： 意志

分類 (1件)： 景観  (RD04010N)

引用文献 (12件)：

• 1) 橋田祥子・直井智之・三橋伸夫・金俊豪・本庄宏行:長屋門の建築的構成について-宇都宮市における長屋門の研究その1-,日本建築学会大会学術講演梗概集 E2,pp. 455-456,2009.8
• 2) 直井智之・橋田祥子・三橋伸夫・金俊豪・本庄宏行:長屋門の空間構成と利活用実態について-宇都宮市における長屋門の研究その2-,日本建築学会大会学術講演梗概集 E2,pp. 457-458,2009.8
• 3) 橋田祥子・酒井智季・三橋伸夫・本庄宏行:長屋門のアプローチおよび母屋との関係-宇都宮市における長屋門のある屋敷構えに関する研究その1-,日本建築学会大会学術講演梗概集 E2,pp. 451-452,2010.9
• 4) 酒井智季・橋田祥子・三橋伸夫・本庄宏行:長屋門をもつ屋敷の空間構成-宇都宮市における長屋門のある屋敷構えに関する研究その2-,日本建築学会大会学術講演梗概集 E2,pp. 453-454,2010.9
• 5) 酒井智季・加納一真・三橋伸夫:長屋門の地域的活用形態-長屋門の役割と活用に関する研究1-,日本建築学会大会学術講演梗概集 E2,pp. 587-588,2011.8

タイトルに関連する用語 (7件)： 農村 ,  長屋門 ,  活用 ,  持続性 ,  研究 ,  栃木 ,  宇都宮