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J-GLOBAL ID:201702288285975174   整理番号:17A0400377

慢性アルコール投与はin vivoでのプリンヌクレオチド異化に影響を及ぼす【Powered by NICT】

Chronic alcohol administration affects purine nucleotide catabolism in vivo
著者 (6件):
資料名:
巻: 168  ページ: 58-64  発行年: 2017年 
JST資料番号: B0699B  ISSN: 0024-3205  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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in vivo慢性アルコール投与とプリンヌクレオチド代謝の間の関係を検討すること。アルコール依存性と禁断症状のラットモデルを使用した。血しょう中尿酸(UAC),尿素窒素(尿素),クレアチニン(CREA),ベータ-2-ミクログロブリン(β2 M)とクレアチニンクリアランス率(CCR)の濃度を測定した。PLC法は異なる組織におけるプリンヌクレオチドの絶対量を検出した。組織におけるアデノシンデアミナーゼ(ADA),キサンチンオキシダーゼ(XO),リボース5-りん酸ピロホスホキナーゼ(RPPPK),グルタミンホスホリボシルピロりん酸アミドトランスフェラーゼ(GPRPPAT),ヒポキサンチン-リン酸リボーストランスフェラーゼ(HGPRT)およびアデニンホスホリボシルトランスフェラーゼ(APRT)の酵素活性を分析した。リアルタイムPCRは,ADAとXOの相対レベルを決定するために用いた。アルコール依存症ラットの腎機能は正常であった。さらに,ラットの組織中のプリンヌクレオチド(GMP,AMP,GTP,ATP)の含有量が減少したが,これは増加した尿酸はin vivoでヌクレオチドの分解に由来することを示した。XOとADAの活性は増加し,それらのmRNA発現は,アルコール依存症群で増加したが,肝臓,小腸,および筋肉におけるRPPPKとGPRPPATの活性に有意差はなかった;さらに,脳で観察されたHGPRTとAPRT活性の有意差はなかった。これらの結果は,慢性アルコール投与はADAとXOの遺伝子発現を誘導することにより組織でのプリンヌクレオチドの異化代謝を増強し,血漿尿酸値の上昇に導く可能性があることを示した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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