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J-GLOBAL ID：201702288756650819   整理番号：17A0475783

CaH_2表面の構造と安定性:触媒作用のための金属水素化物における電子豊富な表面の可能性について【Powered by NICT】

Structure and stability of CaH₂ surfaces: on the possibility of electron-rich surfaces in metal hydrides for catalysis

著者 (4件)： Ong Phuong-Vu (Physical Sciences Division, Physical & Computational Sciences Directorate, Pacific Northwest National Laboratory, Richland, WA 99352, USA. [e-mail]) ,  Johnson Lewis E. ,  Hosono Hideo ,  Sushko Peter V.
資料名： Journal of Materials Chemistry A. Materials for Energy and Sustainability  (Journal of Materials Chemistry A. Materials for Energy and Sustainability)
巻： 5  号： 11  ページ： 5550-5558  発行年： 2017年 
JST資料番号： W0204B  ISSN： 2050-7488  CODEN： JMCAET  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： (001),(110)および(111)結晶方位におけるCaH_2表面の構造,熱力学的安定性,及び電子特性を,ab initioモデリングを用いて調べた。水素原子面で終端した化学量論的表面が最もエネルギー的に有利であり,これらの表面での水素空格子点(V_H)の性質を議論したことを示した。最も安定な元の表面(~5.2 eV)の平均計算仕事関数は粉末試料の実験データと一致した。中性水素空格子点は宿主局在電子とバンドギャップ中の欠陥状態を誘起し,それ故有効仕事関数をシフト~2.7eVのはるかに低い値であった。表面V_Hは二量体に凝集すると800K以上に安定な電子豊富な中心(e~ )Ca~2+(e~ )を形成するために予測されるこれらの結果は,CaH_2の水素欠乏表面は局在電子の高濃度を,表面との間の電子移動,上に担持された触媒,反応種を含む新しい触媒機能を与えることができることを示唆した。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST【Powered by NICT】

シソーラス用語： モデリング ,  *触媒 ,  二量体 ,  *水素 ,  結晶方位 ,  化学量論 ,  熱力学的安定度 ,  電子移動 ,  仕事関数 ,  バンドギャップ
準シソーラス用語： 高濃度 ,  中性 ,  水素原子 ,  *金属水素化物 ,  *触媒作用 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (3件)： 光化学反応  (CB08020F) ,  触媒の調製  (CB06110P) ,  貴金属触媒  (CB06122I)

タイトルに関連する用語 (5件)： 安定性 ,  触媒作用 ,  金属水素化物 ,  電子 ,  可能性