文献

J-GLOBAL ID：201702289174392717   整理番号：17A0388719

甲状腺癌の正確な診断のための新しいよう素化金ナノクラスタ【Powered by NICT】

Novel iodinated gold nanoclusters for precise diagnosis of thyroid cancer

著者 (8件)： Chen Xin (Department of Thyroid Surgery, The First Bethune Hospital of Jilin University, No. 71, Xinmin Street, Changchun, Jilin 130021, People’s Republic of China) ,  Zhu Huanhuan ,  Huang Xin ,  Wang Peisong ,  Zhang Fulei ,  Li Wei ,  Chen Guang ,  Chen Bingdi
資料名： Nanoscale  (Nanoscale)
巻： 9  号： 6  ページ： 2219-2231  発行年： 2017年 
JST資料番号： W2323A  ISSN： 2040-3364  CODEN： NANOHL  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 高発生率と最も一般的な内分泌悪性腫瘍として,甲状腺癌は正確な診断のための二重モードイメージング法を欠いていた。正確でマルチモーダルイメージングシステムはこの問題を解決するために重要である。悪性甲状腺癌可視化のための二重様式蛍光/計算機トモグラフィー(CT)よう素化した金ナノクラスターは最近作製した。本研究では,ウシ血清アルブミン(BSA)とクロラミン-Tを経由して合成した革新的なよう素化金ナノクラスタ(AuNCs@BSA I)。AuNCs@BSA Iは超微小寸法で鮮やかな生体適合性を有するだけでなく,優れたfluorescence/CTイメージング特性を示した。特にCTイメージング特性に関して,AuNCs@BSA Iは臨床CT造影剤に匹敵した。AuNCs@BSA Iの蛍光発光スペクトルは近赤外領域(NIR)で低下した。医学における更なる翻訳応用のため,同所性ヒト甲状腺癌患者組織由来異種移植片(PDX)マウスモデルを確立し,実際のヒト甲状腺癌に近い。結果はAuNCs@BSA Iは高感度で正確な診断特性を発揮することを明らかにした。より具体的には,甲状腺腫瘍におけるAuNCs@BSA I fluorescent/CT信号は高速に遅く」の特徴を示し,正常な甲状腺のものと比較した。AuNCs@BSA Iは最小甲状腺癌,2mm~3を区別することができた。AuNCs@BSA Iは,前臨床医学に適用できる有望なナノプローブであると思われる。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST【Powered by NICT】

シソーラス用語： *ヨウ素化 ,  *甲状腺 ,  ヒト ,  造影剤 ,  *金 ,  患者 ,  高感度 ,  蛍光 ,  *ナノクラスタ ,  生体適合性 ,  画像処理 ,  *甲状腺腫瘍 ,  高速度 ,  ナノプローブ
準シソーラス用語： 悪性腫瘍 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (2件)： 医用素材  (GA05040H) ,  コロイド化学一般  (CB11010C)

タイトルに関連する用語 (4件)： 甲状腺癌 ,  診断 ,  よう素化 ,  金ナノクラスタ