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J-GLOBAL ID:201702289708395873   整理番号:17A0657552

臨床カルバペネム耐性アシネトバクター・バウマンニ分離株に感染する2Myoviralバクテリオファージの特性化と完全ゲノム配列解析【Powered by NICT】

Characterization and complete genome sequence analysis of two Myoviral bacteriophages infecting clinical carbapenem-resistant Acinetobacter baumannii isolates
著者 (8件):
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巻: 121  号:ページ: 68-77  発行年: 2016年07月 
JST資料番号: A0635A  ISSN: 1364-5072  CODEN: JAMIFK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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目的:本研究の目的は,表現型性質を特性化するために,カルバペネム耐性A.baumannii(カニ)に感染する新規Acinetobacter baumanniiファージの全ゲノムを解析し,臨床設定におけるAc.baumanniiを制御する抗菌代替物としての可能性を評価することであった。【方法】と結果Ac.baumanniiファージ,Βφ R1215とΒφ R2315,下水試料から分離した。これらのファージを透過型電子顕微鏡,宿主域,thermal/pH安定性試験,細菌溶菌アッセイおよび全ゲノム分析によって特性化した。両ファージは45カニ宿主の21を溶解し,種々のpH(pH 4 10)と温度(25 60°C)で高い安定性を示し,in vitroでの宿主細菌に対して強い活性を示した。Βφ R1215とΒφ R2315のゲノムは,それぞれ44866および44846bpのDNAの線形二本鎖DNAである。これら二ゲノムはDNAレベルで高い類似性を示したが,オープンリーディングフレームの構成と方向は異なっていた。【結論】Ac.baumanniiファージ,Βφ R1215とΒφ R2315,患者の呼吸器試料から分離したカニ株を溶解する新規溶菌ファージである。研究の意義と影響:in vitroおよびin silicoデータはこれらの新規Ac.baumanniiファージ,Βφ R1215とΒφ R2315,医療現場におけるカニを制御する抗菌代替物としての可能性を持つことを示した。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (3件):
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ウイルスの生化学  ,  ウイルスの生理一般  ,  ウイルス感染の生理と病原性 

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