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J-GLOBAL ID：201702289838860650   整理番号：17A0363254

ギャップ電圧を推定するためのKalmanフィルタを用いた電気放電加工効率の改善【Powered by NICT】

Improving electrical discharging machining efficiency by using a Kalman filter for estimating gap voltages

著者 (3件)： Xi Xue-Cheng (State Key Laboratory of Mechanical System and Vibration, School of Mechanical Engineering, Shanghai Jiao Tong University, Shanghai 200240, China) ,  Chen Mo (State Key Laboratory of Mechanical System and Vibration, School of Mechanical Engineering, Shanghai Jiao Tong University, Shanghai 200240, China) ,  Zhao Wan-Sheng (State Key Laboratory of Mechanical System and Vibration, School of Mechanical Engineering, Shanghai Jiao Tong University, Shanghai 200240, China)
資料名： Precision Engineering  (Precision Engineering)
巻： 47  ページ： 182-190  発行年： 2017年 
JST資料番号： A0734B  ISSN： 0141-6359  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ギャップ電圧は放電加工(EDM)プロセスにおける要求される工具経路に沿って電極運動の方向の指標として用いることができる。しかし,電気放電によって誘起されたノイズのために,ギャップ電圧の推定は,適切な状態空間モデルの欠如のために困難である。本論文では,ギャップ電圧信号は線形フィルタと測定雑音による有色雑音の総和として発生すると考えられている。Yule-Walker自己共分散法により得られた,線形フィルタの伝達関数を状態空間モデルに変換することができる。複合プロセスノイズと複合測定ノイズは複合雑音共分散行列を導出するために定義した。Kalmanフィルタは,状態空間モデルと雑音共分散行列に基づいて設計することができた。実験結果は,従来の10ポイント移動平均フィルタと比較して,Kalmanフィルタは平均加工時間を低下させるのみならず放電ギャップ状態を改善できることを示した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 共分散 ,  *放電加工 ,  加工時間 ,  *Kalmanフィルタ ,  伝達関数 ,  放電ギャップ ,  *放電 ,  雑音 ,  有色雑音 ,  *フィルタ ,  *電圧
準シソーラス用語： 共分散行列 ,  線形フィルタ ,  状態空間モデル ,  *加工効率 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (4件)： Kalmanフィルタ ,  確率過程 ,  ギャップ電圧 ,  電気放電加工(EDM)

分類 (2件)： 特殊加工  (QC04000Y) ,  ディジタルフィルタ  (NC04022Z)

タイトルに関連する用語 (5件)： ギャップ ,  推定 ,  Kalmanフィルタ ,  電気放電 ,  加工効率