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J-GLOBAL ID:201702289876457926   整理番号:17A0202574

中国における自閉症スペクトラム障害の小児における血漿オキシトシンとアルギニンバソプレシンレベル:症状との関連【Powered by NICT】

Plasma Oxytocin and Arginine-Vasopressin Levels in Children with Autism Spectrum Disorder in China: Associations with Symptoms
著者 (9件):
資料名:
巻: 32  号:ページ: 423-432  発行年: 2016年 
JST資料番号: C2628A  ISSN: 1673-7067  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 英語 (EN)
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自閉症スペクトラム障害(ASD)は社会的相互作用の障害と強迫行動の存在によって定義した。「双子」ノナペプチドオキシトシン(OXT)とアルギニン-バソプレシン(AVP)は,社会的行動において調節的役割を果たすことが知られている。しかし,ASDの小児におけるOXTおよびAVPの血しょう中濃度と行動関連性は殆ど調べられていない。母親は異常な血漿ペプチドレベルを持つかどうかも知られていない。,ニューロペプチド測定と比較的大きなサンプルサイズの良く確立された方法を用いて,85人の正常小児における二神経ペプチドの血しょう中濃度,ASDの84名の小児,および小児の各群から31母親を決定した。予想されたように,ASDを持つ子供達は性別を一致させた対照(P=0.028)より低い血漿OXTレベルを有していた。そのような差は血漿AVP濃度では見られなかった。相関分析は,高い血漿OXT濃度のASD小児は,言語コミュニケーション(Rho= 0.22,P=0.076)の障害が少ない傾向にあったが,高い血漿AVPレベルは物体の繰返し使用(Rho= 0.231,P=0.079)の値が低い傾向にあったことを示した。小児における所見とは異なり,母体血漿OXTレベルは群間差を示さなかった。しかし,ASD小児の母親における血漿AVPレベルは正常児の母親(P=0.072)よりも低い傾向にあった。結論として,著者らの結果は,OXTシステムであるASDの小児における調節不全,及び血しょう中のOXTおよびAVPレベルは特定の自閉症症状と関連していると思われることを示唆した。母親とASD小児におけるOXTまたはAVPの血しょうレベルは同じ方向に変化は見られなかった。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST【Powered by NICT】
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分類 (5件):
分類
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遺伝的変異  ,  神経の基礎医学  ,  中枢神経系  ,  精神科の基礎医学  ,  精神障害 

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