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J-GLOBAL ID:201702289891790519   整理番号:17A0362897

ヒポクレリンBの音響化学作用はカスパーゼ経路を含む乳癌細胞の細胞apoptoisisを誘発する【Powered by NICT】

Sonodynamic action of hypocrellin B triggers cell apoptoisis of breast cancer cells involving caspase pathway
著者 (8件):
資料名:
巻: 73  ページ: 154-161  発行年: 2017年 
JST資料番号: C0379B  ISSN: 0041-624X  CODEN: ULTRA3  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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本研究の目的は,ヒト乳癌細胞に対するヒポクレリンBの音響化学作用の効果を検討し,更にその機序を解明することである。乳癌MDA-MB-231細胞の細胞生存性は,3-(4, 5-ジメチルチアゾール-2-イル)-2, 5-ジフェニルテトラゾリウムブロミド(MTT)アッセイによって調べた。細胞アポトーシス,細胞内反応性酸素種発生(ROS),ミトコンドリア膜電位およびDNA断片化の変化はフローサイトメトリーにより分析した。ヒポクレリンBの細胞内局在を共焦点レーザ走査顕微鏡により評価した。ミトコンドリア損傷と核形態変化を蛍光顕微鏡で観察した。カスパーゼ経路はヒポクレリンBの音響化学作用の細胞アポトーシス誘導に関与していたかどうかをさらに調査するために,汎カスパーゼ阻害剤Z-Val Ala DL Asp(OMe)-フルオロメチルケトン(z VAD fmk)は音響増感剤を負荷の1時間前に細胞に添加し,細胞生存率とアポトーシスはヒポクレリンB処理後に分析した。ヒポクレリンB HBの音響化学処理は,MDA-MB-231細胞の細胞生存性を有意に抑制した。ヒポクレリンBの音響化学作用は過剰なROS蓄積,ミトコンドリア機能障害,細胞アポトーシス,DNA断片化と核形態学的損傷を引き起こした。さらに,ヒポクレリンBの音響化学作用により誘導された細胞毒性と細胞アポトーシスはカスパーゼスペクトル阻害剤z-VAD-fmkにより救済した。これらの結果は,ヒポクレリンBは乳癌細胞に有意な音響化学死とアポトーシス誘導効果を持つことを示した。ヒポクレリンBの音響化学作用により誘導される細胞アポトーシスはカスパーゼ経路に部分的に依存した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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基礎腫よう学一般 
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