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J-GLOBAL ID:201702290119343540   整理番号:17A0322239

複合低温度と弱光ストレス下のトマト実生の光合成特性と窒素代謝の調節における24 エピブラッシノリドの役割【Powered by NICT】

The role of 24-epibrassinolide in the regulation of photosynthetic characteristics and nitrogen metabolism of tomato seedlings under a combined low temperature and weak light stress
著者 (9件):
資料名:
巻: 107  ページ: 344-353  発行年: 2016年 
JST資料番号: W1643A  ISSN: 0981-9428  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: フランス (FRA)  言語: 英語 (EN)
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本研究では,低温と弱光条件下でのトマト葉の成長,光合成特性,クロロフィル蛍光イメージング,および窒素代謝に及ぼす外因性24 エピブラッシノリド(EBR)の影響を調べることを目的とした。結果は,EBRの葉面散布は植物成長の阻害を有意に軽減し,結合型低温度および弱光ストレス下のトマト植物の新鮮および乾燥重量を増加させることを示した。さらに,EBRは,純光合成速度(Pn),光飽和点(LSP),PSII光化学の最大量子収率(Fv/Fm),PSIIの実際の光化学効率(ΦPSII),光化学消光係数(qP)を増加させたが,低温,弱光条件下で細胞間CO_2濃度(Ci),光補償点(LCP)と見かけの量子効率(AQE)を減少させた。さらに,トマト葉へのEBRの利用が,有意に硝酸レダクターゼ(NR),グルタミン酸デヒドロゲナーゼ(GDH),グルタミンシンテターゼ(GS)とグルタミン酸シンターゼ(GOGAT)の活性を増強したが,アンモニウム含量と亜硝酸レダクターゼ(NiR)活性を低下させた。EBRはアスパラギン酸,スレオニン,セリン,グリシン,フェニルアラニンの含有量を著しく増加させたが,結合型低温度と光ストレス下のシステイン,メチオニン,アルギニン及びプロリンの蓄積を減少させた。これらの結果は,EBRは光合成と窒素代謝に及ぼす併用ストレス誘導有害作用を軽減し,このようにして植物の成長をもたらすことを示唆した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (3件):
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光合成  ,  遺伝子発現  ,  植物生理学一般 

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