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J-GLOBAL ID:201702290617786209   整理番号:17A0451487

強誘電体単結晶における自己偏極高圧電性とその記憶効果【Powered by NICT】

Self-polarized high piezoelectricity and its memory effect in ferroelectric single crystals
著者 (6件):
資料名:
巻: 125  ページ: 498-505  発行年: 2017年 
JST資料番号: A0316A  ISSN: 1359-6454  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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強誘電材料では,かなりの圧電応答は特定の結晶学的方向に沿って印加した外部電場により分極後にのみ起き,分極状態が消失する圧電効果は一般的にCurie温度(T_C)までの加熱で消失した。熱的に誘起された脱分極はしばしば圧電素子の応用のための温度範囲を制限する。は電気的ポーリング,熱脱分極により影響されないことを高い圧電性能を示す材料を開発するための課題となっている。ここでは,ポーリング過程を受けることなく比較的高い圧電性(圧電係数d_33=1350 1400pC/N)を示すPb(Mg_1/3Nb_2/3)O_3 PbSnO_3 PbTiO_3三成分強誘電結晶で見出された異常な圧電効果を報告した。さらに,この高い圧電性能はT_C以上の温度で繰返し熱アニーリング後も保持され,圧電記憶効果を示した。稀な圧電効果はSn~2+/4+の混合原子価状態の存在のために,結晶中に形成された欠陥双極子に基づく自己分極機構によって説明される。欠陥双極子は,優先配向状態に至る安定化と復元力と自発分極の保持を提供する内部バイアス電場を発生させた。この機構は高い性能と広い温度範囲動作の新しい圧電材料を設計するための新しい展望を提供する。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
セラミック・磁器の性質  ,  圧電デバイス 

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