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J-GLOBAL ID:201702290689267466   整理番号:17A0361332

任意抽出剤のないトリトンX 100 アンモニウム硫酸塩水水性2相系を用いた水媒体からのタングステン(VI)の抽出と分離【Powered by NICT】

Extraction and separation of tungsten (VI) from aqueous media with Triton X-100-ammonium sulfate-water aqueous two-phase system without any extractant
著者 (5件):
資料名:
巻: 1474  ページ: 40-46  発行年: 2016年 
JST資料番号: C0278B  ISSN: 0021-9673  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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TritonX-100-(NH_4)2SO_4-H_2Oからなる水性二相系は,抽出剤を使用せずに水溶液からのタングステン(VI)の抽出と分離のために提案した。水溶液pH,硫酸アンモニウム,TritonX-100とタングステンの濃度,タングステンの抽出に及ぼす抽出温度の影響を調べた。タングステンの抽出は水溶液pHと顕著な関係を有し,研究したpH範囲(pH=1.0 7.0)下でpH=1.0 3.0で90%以上にし,TritonX-100濃度の増加と共に徐々に増加するが,硫酸アンモニウム濃度の増加に伴ってわずかに減少した。タングステンの抽出百分率は温度に関連した困難であるが,その分配係数は303.15 343 15内温度の上昇と共に直線的に増加する。タングステンの分配係数は初期タングステン濃度(0.1 3%)と温度(303.15 K 333.15K)の増加と共に増加した。TritonX-100ミセル相中のタングステンの可溶化容量は温度に依存しなかった。FT-IR分析は,トリトンX-100中のポリタングステン酸塩アニオンとエーテル酸素ユニット間の明らかな相互作用がないことを明らかにし,動的光散乱(DLS)分析は,トリトンX-100ミセル相のゼータ電位はタングステンを抽出した後に正から負にほとんど変化を持つことを示した。以上の結果に基づいて,ポリタングステン酸塩アニオンはその相対的に高い疎水性に依存して静電引力によるTritonX-100ミセルの親水性外殻中に可溶化されていることが推定できた。タングステンのストリッピングは主に温度に影響され,単一段階ストリッピングで95%に容易に達成できた。タングステン(VI)は適切な条件下で溶液を含むFe(III), Co(II), Ni(II), Cu(II), Zn(II), アール(III), Cr(III)とMn(II)から分離された。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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有機化合物のクロマトグラフィー,電気泳動分析  ,  抽出 

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