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J-GLOBAL ID:201702290695796285   整理番号:17A0704130

地理的起源の「指紋」としての牛乳とその潜在的から抽出した蛋白質の炭素および窒素同位体組成の安定性【Powered by NICT】

Stability of carbon and nitrogen isotopic compositions of the protein extracted from milk and their potential as “fingerprints” of geographical origin
著者 (3件):
資料名:
巻:号: 31  ページ: 18946-18952  発行年: 2017年 
JST資料番号: U7055A  ISSN: 2046-2069  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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本研究では,同位体組成は,牛乳の地理的起源を同定する際の「フィンガープリント」として使用できるかどうかを決定することを目的とした。この目的のために,オーストラリア(ニュージーランド),ヨーロッパ(ドイツ,フランス),北米(アメリカ合衆国),アジア(中国)を含む,四大陸に由来する五十六テトラパック牛乳試料から抽出した蛋白質のδ~13Cおよびδ~15n値は元素分析計-同位体比質量分析(EA IRMS)を用いて決定した。δ~13Cおよびδ~15n値に及ぼす貯蔵時間と温度の影響も同位体組成の安定性およびそれ故,乳の地理的起源を同定するために開発EA-IRMS法の能力を評価するために研究した。結果は,異なる条件下で貯蔵した試料のδ~13Cおよびδ~15n値に有意差はなかった(P>0.05),これらの乳試料から抽出した蛋白質の同位体組成の安定性を示すことを示した。これら抽出した蛋白質のδ~13C値は 29.36‰から 15.02‰までの範囲にある。平均δ~15n値は4.55‰と5.80‰と計算され,オーストラリア(ニュージーランド),ヨーロッパ,アメリカ,アジアからの試料で最も高く,二番目に高い,三最高及び最低値であった。有意差(P<0.05)は,これらの四つの領域間のδ~13Cおよびδ~15N値で認められ,牛乳の地理的起源の「フィンガープリント」としての可能性を検証した。得られた結果は,牛乳の原産地を決定するための安定同位体組成(δ~13Cおよびδ~15N)分析の適合性と可能性を確認した。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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食品の検査・取締り  ,  同位体存在比,質量スペクトル 

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