抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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背景:ドライアイ患者は,すべての種類の症状に悩まされている。臨床症状評価はルーチン検査においていかなる明確な相違も明らかにしないin vivo共焦点顕微鏡(IVCM)は眼表面疾患のための強力なツールである。本研究は,種々の症状を伴うドライアイ患者におけるマイボーム腺(MG)変化を明らかにし,IVCMを用いた結果を比較することを目的とした。【方法】は合計六十人の患者を組み入れ,全ての眼表面疾患インデックス(OSDI)およびソールズベリー眼評価質問票(SEEQ)を行い,臨床症状検査前の乾燥眼症状の評価のためのアンケートを患者に投与した。IVCMはMGの構造を観察するために適用した。統計学的解析はt検定,Mann-WhitneyU検定とSpearman相関分析を用いて行った。差はP<0.05で統計的に有意であった。【結果】重篤な症状群では,OSDIとSEEQスコアは軽症群と比較して有意に高かった(P<0.05)。他の全ての臨床徴候検査は二群間で統計的な差を示さなかった(P>0.05)。しかし,全てIVCM観測データは,重篤な症状を有する患者は軽い症状(MG腺房単位密度[MGAUD]70.08±18.78glands/mm~2,MG腺房単位最長直径[MGALD]51.50±15.51μm,MG腺房単位最短直径[MGASD]重度の20.30±11.85μm,MGAUD89.53±39.88glands/mm 2,MGALD81.57±21.14μm,軽度MGASD42.37±14.55μm,P<0.05)患者で観察されたものよりMG(重症,992.17±170.84μm 2の腺房単位面積691.87±182.01μm~2軽度;P<0.05)とMG腺房単位の大きさの厳しい減少でより顕著な線維症を有することを示した。ドライアイ症状は負にMG共焦点顕微鏡パラメータと相関し,正の結膜炎症細胞とLangerhans細胞(P<0.05)と相関していた。【結論】IVCM適用により,種々の症状を伴うドライアイ患者を区別するための強力な支持を提供する:マイボーム腺機能不全(MGD)はドライアイ増悪に重要な役割を果たし,MG線維症を観察するためにIVCMを用いて,MGのサイズ及び密度だけでなく炎症細胞の状態の変化はドライアイのタイプと重症度を正しく診断だけでなく,MGDの発生における通常眼検査における予知可能性を助けることができる。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST【Powered by NICT】