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J-GLOBAL ID:201702290879105244   整理番号:17A0702766

高反応性酸素種によるオートファジーより放出された銀イオンの活性化は造血細胞中におけるポリビニルピロリドンで被覆した銀ナノ粒子の細胞毒性を促進する【Powered by NICT】

Activation of autophagy by elevated reactive oxygen species rather than released silver ions promotes cytotoxicity of polyvinylpyrrolidone-coated silver nanoparticles in hematopoietic cells
著者 (10件):
資料名:
巻:号: 17  ページ: 5489-5498  発行年: 2017年 
JST資料番号: W2323A  ISSN: 2040-3364  CODEN: NANOHL  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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銀ナノ粒子(AgNPs)はその抗菌活性のために市販製品中の人工ナノ材料を最も一般的に使用されている。以前に著者らは,ポリビニルピロリドン(PVP)を被覆したAgNPはヒト骨髄性白血病細胞に対する抗白血病効果を有することを示した;が,AgNPは正常造血細胞におけるオートファジーとAgNP誘導細胞毒性におけるオートファジーの役割を誘発できるかどうか不明のままである。本研究において,著者らは,AgNPsがネズミのpro-B細胞(Ba/F3)に取り込まれた,オートファゴソームの蓄積,自食作用の誘導というよりもむしろオートファジーフラックスの遮断に起因することを促進することを観察した。AgNPsは活性酸素種(ROS)の産生と銀イオンの放出を介してアポトーシスとDNA損傷を伴う用量依存的に細胞毒性を誘導した。ROS仲介mTORシグナル伝達経路はオートファジーの誘導に関与している。より重要なことに,3-メチルアデニン(3 MA)の添加またはAtg5のサイレンシングによるオートファジーの阻害はBa/F3におけるAgNPsの細胞毒性を有意に減少させた。これらの知見は,オートファジーは正常な造血細胞におけるPVP被覆AgNPsの細胞毒性に関与し,自食作用の阻害は,AgNPsで処理すると正常な造血細胞を保護するための新規で強力な戦略であることを示唆した。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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抗細菌薬の基礎研究  ,  蛋白質・ペプチド一般 

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