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J-GLOBAL ID:201702290933632811   整理番号:17A0439177

CKDにおける心筋症に伴う,酸化ストレスの遺伝学的バイオマーカー,パラオキソナーゼQ192R遺伝子バリアント

A Genetic Biomarker of Oxidative Stress, the Paraoxonase-1 Q192R Gene Variant, Associates with Cardiomyopathy in CKD: A Longitudinal Study
著者 (11件):
資料名:
巻: 2016  ページ: ROMBUNNO.1507270 (WEB ONLY)  発行年: 2016年 
JST資料番号: U7012A  ISSN: 1942-0900  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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背景:酸化ストレスはCKDの特徴であり,この変化がLV肥厚およびLV機能不全に強く関連づけられている。手法と患者:筆者らは,3年の経過観察を行った206人のCKD患者におけるLVの量および機能と,パラオキソナーゼ1(PON1) 遺伝子バリアントとの横断的および長期的関連をバイアス無しに評価(メンデルランダム化)するため,PON1活性の最強の遺伝学的バイオマーカー,PON1遺伝子内のQ192Rバリアントに頼った。結果:Q192R多型のRアレルは血漿8-イソPGFによる評価のように酸化ストレスと関連し(P=0.03),遺伝子量依存的にLVMIに直接関連し(QQ:131.4±42.6g/m2;RQ:147.7±51.1g/m2;RR:167.3±41.9g/m2;P=0.001),心臓収縮機能(LV,駆出分画)と逆に関連した(QQ:79±12%;RQ:69±9%;RR:65±10%;P=0.002)。長期的観察において,この遺伝子バリアントは,同じ心エコー指標の進化と関連した[LVMI:13.40g/m2,リスクアレル当たり,P=0.005;LVEF:-2.96%,リスクアレル当たり,P=0.001]。多変数分析はこれらの関連を修正しなかった。結論:CKD患者において,PON1遺伝子のQ192RバリアントのRアレルは遺伝子量依存的にLVHおよびLV機能不全の重症度と関連し,これらの変化の長期的進化を伴う。本結果は,酸化ストレスがCKD患者における心筋症と関連するという仮説と合致する。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
泌尿生殖器の診断  ,  循環系の診断 

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