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J-GLOBAL ID：201702290979200291   整理番号：17A0603082

MIL-101(Cr)-PEI-800およびmmen-Mg₂(dobpdc)MOF吸着剤を用いた温度真空スイング吸着によるCO₂の直接空気捕捉のシステム設計および経済分析

Systems Design and Economic Analysis of Direct Air Capture of CO₂ through Temperature Vacuum Swing Adsorption Using MIL-101(Cr)-PEI-800 and mmen-Mg₂(dobpdc) MOF Adsorbents

著者 (5件)： SINHA Anshuman (Georgia Inst. of Technol., Georgia, USA) ,  DARUNTE Lalit A. (Georgia Inst. of Technol., Georgia, USA) ,  JONES Christopher W. (Georgia Inst. of Technol., Georgia, USA) ,  REALFF Matthew J. (Georgia Inst. of Technol., Georgia, USA) ,  KAWAJIRI Yoshiaki (Georgia Inst. of Technol., Georgia, USA)
資料名： Industrial & Engineering Chemistry Research  (Industrial & Engineering Chemistry Research)
巻： 56  号： 3  ページ： 750-764  発行年： 2017年01月25日 
JST資料番号： C0385C  ISSN： 0888-5885  CODEN： IECRED  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 直接空気捕捉(DAC)は大気からCO₂を除去する。水蒸気を脱着時のストリッピング剤として用いた,モノリス接触器上に膜として被覆した固体吸着剤を使用して,DOCのための五段階温度真空スイング吸着プロセスを提案した。二つの金属有機骨格(MOF)であるMIL-101(Cr)-PEI-800およびmmen-Mg₂(dobpdc)を用いたDOCに対して,モデル化研究および経済評価を実施した。両吸着剤の最小エネルギー所要量(MIL-101(Cr)-PEI-800で0.145MJ/mol-CO₂,mmen-Mg₂(dobpdc)で0.113MJ/mol-CO₂)は,CO₂を発生する燃焼熱(0.45MJ/mol-CO₂よりも低かった。若し,吸着剤寿命を1および3年の間と考えるならば,MIL-101(Cr)-PEI-800の全コストは,捕捉したCO₂のトン当たり$75~140であった。一方,mmen-Mg₂(dobpdc)の真コストは,同じ範囲の吸着剤寿命で,捕捉したCO₂のトン当たり$60~190であった。

シソーラス用語： 包接化合物 ,  カルボン酸塩 ,  クロム錯体 ,  配位高分子 ,  PSA【吸着】 ,  経済分析 ,  多孔質体 ,  *吸着 ,  *二酸化炭素固定化 ,  吸着剤 ,  プロセス設計 ,  ポリエチレンイミン ,  エネルギー消費 ,  *二酸化炭素回収
準シソーラス用語： 金属-有機骨格 ,  MIL-101 ,  モノリス ,  *二酸化炭素捕捉

分類 (2件)： 産業排ガス処理  (SC04040S) ,  吸着,イオン交換  (XD02060I)

物質索引 (1件)： 4,4′-ジヒドロキシビフェニル-3,3′-ジカルボン酸

タイトルに関連する用語 (13件)： MIL-101 ,  Cr ,  PEI ,  MOF ,  吸着剤 ,  真空 ,  スイング ,  吸着 ,  CO2 ,  捕捉 ,  システム設計 ,  経済 ,  分析