抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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近年注目が集まるIoT社会であるが,今後は“モノ”自身に高度な情報処理能力を付与することで更なる発展が期待される(AI on Things)。その情報処理の重要なものとして最適化問題の求解があるが,そのメソッドとしてイジングモデル型LSIを搭載することが適している。しかしイジングLSIの実現にはアニーリング機構のハードウェア化が必要であるが,従来手法では受理関数をデジアナ混載回路で構成するため回路の構成が複雑となり,設計やレイアウトが困難となる。そこで本報告では設計が容易なデジタル回路のみで実現できる受理関数に基づき,従来のモデルと同等の求解性能を持つ新たなアニーリングのモデルを提案し,シミュレーションにより実際の最適化問題を解くことで提案モデルの妥当性を確認したことを示す。(著者抄録)