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J-GLOBAL ID:201702296453798823   整理番号:17A1512761

今後のICT活用と社会の発展 2.電子情報通信サービス利用者からの本会への期待 2-2 社会課題解決 2-2-1 災害に強い社会の実現を目指した情報共有・利活用に関する取組み

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資料名:
巻: 100  号: 11  ページ: 1222-1228  発行年: 2017年11月01日 
JST資料番号: F0019A  ISSN: 0913-5693  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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スマートフォンを誰もが保有していつでもどこでも情報を得ると同時に,発信する現代において災害に強い社会を実現するには情報共有と利活用が重要である。本論文では,防災分野でのICT(Information and Communication Technology)活用の最新動向として,1)リアルタイム情報の発信,2)ビッグデータ解析の活用,3)ソーシャルメディアを介した個人からの発信情報の活用,4)通信途絶対策技術について述べた。1)では地震観測センサからの強い揺れを1秒おきに地図に示す「新強震モニタ」,及び気象レーダからの雨量情報を1分おきに表示するXRAINを紹介した。2)では道路の通行実績から災害時に通行可能な道路を知る,人の混雑度から想定外避難所を特定するといった活用場面を示した。また,災害対応は複数の組織が同時並行で行うので,組織間情報共有の取組みとして,i)府庁省連携防災情報共有システム(SIP4D),ii)防災科研クライシスレスポンスサイト(NIED-CRS)を紹介した。さらに,Society5.0の実現に向けて革新的防災・減災技術が平成29年にターゲット領域となり,AI(Artificial Intelligence)/IoT(Internet of Things)/ビッグデータが主要技術とされていることを示した。
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分類 (3件):
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その他の情報処理  ,  電話・データ通信・交換一般  ,  自然災害 
引用文献 (13件):
  • 防災科学技術研究所,新強震モニタ,http://www.kmoni.bosai.go.jp/new/(2017年5月31日閲覧)
  • 国土交通省,川の防災情報XRAIN, http://www.river.go.jp/x/xmn0107010.php(2017年5月31日閲覧)
  • ITS-Japan, http://www.its-jp.org/(2017年5月31日閲覧)
  • 小和田 香,大規模災害時における公益貢献 ~インフラ事業者の空間情報活用の可能性,CSIS-S4D第2回公開シンポジウム 「社会を支え助けるためのG空間宇宙利用工学のフロンティア」,http://s4d.csis.u-tokyo.ac.jp/wp-content/uploads/20170111_S4DSympo02_06.pdf(2017年5月31日閲覧)
  • 情報通信研究機構,DISAANA-対災害SNS情報分析システム, http://disaana.jp/H28KM/search4pc.jsp(2017年5月31日閲覧)
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