特許
J-GLOBAL ID:201703005273503366

クロスローラベアリング及び該クロスローラベアリングの予圧量計測方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 清原 義博
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2015-103967
公開番号(公開出願番号):特開2016-217916
出願日: 2015年05月21日
公開日(公表日): 2016年12月22日
要約:
【課題】クロスローラベアリングの予圧量の定量的な計測方法と、予圧量が容易に計測することができるクロスローラベアリングを提供する。【解決手段】外輪押さえ4を締め込むボルト6の摩擦係数を計測する工程と、ボルト6を目標トルクまで締め付け、外輪2に予圧を付与する工程を含む工程と、変位計を所定の位置に設置する工程と、ボルト6を座面から離れるまで緩め、初期状態から外輪2の上方移動終了時までの間に生じた変位量を計測する工程と、3つ以上形成された案内溝5又は孔に沿って、変位計の接触子を外輪2の上面に当接させてベアリングすきまの変化量の確認を行い、外輪押さえ4で発生する軸方向荷重とベアリングすきまの関係の定量化を行う工程を含む。【選択図】図1
請求項(抜粋):
外輪をフランジ状の外輪押さえにより予圧が付与されるクロスローラベアリングの予圧量の計測方法であって、 (A)事前に外輪押さえと同じ材料で製作された治具を用いて外輪押さえを締め込むボルトの摩擦係数を計測する工程、 (B)前記工程(A)の後、前記工程において摩擦係数が計測されたボルトと同じ種類のボルトを用いて、クロスローラベアリングに予圧を加え、外輪に予圧が作用している状態を初期状態とする工程であって、計測用の有底ケーシング内のシリンダブロックに形成され、該クロスローラベアリングの厚さに略等しい深さの円筒状の凹所に該クロスローラベアリングを嵌入し、該クロスローラベアリングの外輪上に外輪押さえを載せる工程と、該外輪押さえに前記ボルトを挿通し当該外輪押えの位置を決定し、前記ボルトを目標トルクまで締め付けて、シリンダブロックに螺着し、前記外輪に予圧を付与する工程を含む工程、 (C)変位計を所定の位置に設置する工程、 (D)前記クロスローラベアリングに対して垂直になるように調整し、前記ボルトを座面から離れるまで緩め、前記初期状態から前記外輪の上方移動終了時までの間に生じた変位量を計測する工程であって、前記変位計の接触子を先端に有するプローブシャフトを案内するために、3つ以上の案内溝又は孔が前記外輪押さえの内面に前記クロスローラベアリングの軸線方向に沿って3つ以上形成され、当該案内溝又は孔に沿って前記プローブシャフトを下降して、前記変位計の接触子を前記外輪の上面に当接させてベアリングすきまの変化量の確認を行い、外輪押さえで発生する軸方向荷重とベアリングすきまの関係の定量化を行う工程 を含んでなることを特徴とするクロスローラベアリングの予圧量の計測方法。
IPC (4件):
G01B 5/04 ,  F16C 19/36 ,  F16C 35/073 ,  G01L 5/00
FI (4件):
G01B5/04 101 ,  F16C19/36 ,  F16C35/073 ,  G01L5/00 K
Fターム (21件):
2F051BA07 ,  2F062AA24 ,  2F062BB10 ,  2F062BC38 ,  2F062CC30 ,  2F062EE01 ,  2F062EE66 ,  2F062FF03 ,  2F062HH05 ,  2F062HH21 ,  2F062MM02 ,  3J117AA02 ,  3J117BA10 ,  3J117CA06 ,  3J117DA01 ,  3J117DB01 ,  3J701AA13 ,  3J701AA26 ,  3J701AA42 ,  3J701AA54 ,  3J701AA62

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