特許
J-GLOBAL ID:201703013349513768

データ撹乱装置、データ撹乱方法、データ撹乱プログラム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 中尾 直樹 ,  中村 幸雄 ,  義村 宗洋
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-106001
公開番号(公開出願番号):特開2017-212669
出願日: 2016年05月27日
公開日(公表日): 2017年11月30日
要約:
【課題】できるだけデータの統計的特徴を維持できるようにデータを撹乱する。【解決手段】データ撹乱装置は、データ正規化部、データ白色化部、独立成分分析部、ノイズ付与部、正規化撹乱データ生成部、撹乱データ生成部を備える。データ正規化部は、線形変換によって正規化元データX’を得る。データ白色化部は、正規化元データX’の共分散行列Sの固有値を対角成分に持つ対角行列Λと固有ベクトルからなる行列Uを求め、正規化元データX’を白色化した行列Bを求める。独立成分分析部は、属性間が独立である行列Cと正規直交行列Wを求める。ノイズ付与部は、行列Cの要素ごとに、行列Cの列ごとに対応付けされた分布で乱数を生成し、撹乱行列C’を求める。正規化撹乱データ生成部は、正規化された撹乱データである正規化撹乱データY’を求める。撹乱データ生成部は、線形変換の逆変換を行って撹乱データYを求める。【選択図】図1
請求項(抜粋):
Xを数値で表現される2つ以上の属性で構成された個別データを2つ以上有する元データとし、 前記元データXの各属性を線形変換によって正規化し、正規化元データX’を得るデータ正規化部と、 前記正規化元データX’の共分散行列Sの固有値を対角成分に持つ対角行列Λと対角行列Λに対応する固有ベクトルからなる行列Uを求め、前記正規化元データX’を白色化した行列Bを求めるデータ白色化部と、 前記行列Bを独立成分分析することによって、属性間が独立である行列Cと正規直交行列Wを求める独立成分分析部と、 行列Cの要素ごとに、行列Cの列ごとに対応付けされた分布で乱数を生成し、乱数を用いて要素を撹乱させて、撹乱行列C’を求めるノイズ付与部と、 前記撹乱行列C’、前記正規直交行列W、前記対角行列Λ、前記行列Uを用いて正規化された撹乱データである正規化撹乱データY’を求める正規化撹乱データ生成部と、 前記正規化撹乱データY’に対して前記線形変換の逆変換を行って撹乱データYを求める撹乱データ生成部と を備えたデータ撹乱装置。
IPC (3件):
H04L 9/14 ,  G09C 1/00 ,  G06F 17/16
FI (3件):
H04L9/00 641 ,  G09C1/00 650Z ,  G06F17/16 K
Fターム (13件):
5B056BB42 ,  5J104AA12 ,  5J104AA16 ,  5J104AA32 ,  5J104AA44 ,  5J104EA08 ,  5J104EA31 ,  5J104FA00 ,  5J104JA31 ,  5J104NA09 ,  5J104NA10 ,  5J104NA39 ,  5J104PA14
引用文献:
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