特許
J-GLOBAL ID:201703015191542652
外来物質導入装置および外来物質導入細胞の製造方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (2件):
山本 尚
, 藤田 早百合
公報種別:再公表公報
出願番号(国際出願番号):JP2013083374
公開番号(公開出願番号):WO2014-092164
出願日: 2013年12月12日
公開日(公表日): 2014年06月19日
要約:
電気的な作用により少量の細胞に効率的且つ低コストで外来物質を導入する装置および低コストで多様な外来物質導入細胞を製造し得る外来物質導入細胞の製造方法を提供すること。遺伝子等の外来物質を細胞に導入する際には、細胞と外来物質とが含まれる細胞懸濁液が、容器(2)の開口部(17)から供給される。細胞懸濁液は、形成される液滴(W)が、一対の電極(5a、5b)に同時に接触しないように調製された量で容器(2)内に供給される。細胞懸濁液は容器(2)に貯留される油(6)とは混和せず、油(6)中に液滴(W)が形成される。液滴(W)は、電極(5a、5b)間に配置される。電源(9)から電極(5a、5b)に直流電圧が供給されると、電極(5a、5b)間を液滴(W)が移動し、液滴(W)が電極(5a、5b)に接触する際の電気的な作用により、液滴(W)中において外来物質が細胞に導入される。
請求項(抜粋):
電気的作用によって細胞外から細胞内に外来物質を導入する外来物質導入装置(1、11、41、61、81)において、
外部からの物質供給が可能な開口部(17、18、68、83)を有する1以上の貯留槽(2、12、62、82)と、
前記1以上の貯留槽の各々の内に互いに離間して配置された、水平面に交差する方向に延設された一対の電極(5a、5b、15a、15b、25a、25b、35a、35b)を有する1以上の電極部(5、15、25、35)と、
前記1以上の電極部に、所定時間、直流電圧を印加して電界を発生させるよう構成された電界発生手段であって、絶縁性液体が貯留された前記1以上の貯留槽の各々において、外来物質および細胞を含有し、前記絶縁性液体と混和しない細胞懸濁液を、前記一対の電極の間に供給することにより、前記絶縁性液体中に前記一対の電極の間隔よりも小径の前記細胞懸濁液の液滴を形成させた状態で、前記1以上の電極部に直流電圧を印加した場合に、前記一対の電極間に生じる電界によって、前記液滴を前記一対の電極のうちの前記液滴とは逆の極性を有する電極である逆極性電極に向かって移動させ、前記逆極性電極に前記液滴を接触させて前記液滴の移動方向の反転を引き起こすよう構成された電界発生手段(9)と
を備えることを特徴とする外来物質導入装置。
IPC (5件):
C12M 1/00
, C12M 1/42
, C12N 5/10
, C12N 5/00
, C12N 1/00
FI (6件):
C12M1/00 A
, C12M1/42
, C12N5/00 101
, C12N5/00 201
, C12N1/00 U
, C12N1/00 Z
Fターム (14件):
4B029AA23
, 4B029BB11
, 4B065AA90X
, 4B065AB01
, 4B065AC14
, 4B065BA01
, 4B065BA02
, 4B065BB25
, 4B065BB37
, 4B065BC03
, 4B065BC07
, 4B065BD50
, 4B065CA24
, 4B065CA60
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