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J-GLOBAL ID：201802210504187010   整理番号：18A0362549

ビームフォーミングを用いた空間サンプリングのためのフィルタ設計に関する検討

Filter design for the spatial sampling using beam-forming

著者 (5件)： 大野拓磨 (秋田県大 大学院システム科学技術研究科) ,  渡邉貫治 (秋田県大 システム科学技術) ,  西口正之 (秋田県大 システム科学技術) ,  高根昭一 (秋田県大 システム科学技術) ,  安倍幸治 (秋田県大 システム科学技術)
資料名： 電子情報通信学会技術研究報告  (IEICE Technical Report (Institute of Electronics, Information and Communication Engineers))
巻： 117  号： 399(EA2017 84-92)  ページ： 7-14  発行年： 2018年01月16日 
JST資料番号： S0532B  ISSN： 0913-5685  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本研究では,ある音空間を別の空間で再現する収音・再生システムの実現を目指している。提案法では,まず,ビームフォーミングを用いて指向性のある収音をする。これを全周方向にビームを向けて網羅的に行うことで,到来方向別の信号を得る。得られた各信号のビームに対応する方向のHRTFを畳み込んで総和を取り両耳信号を得る。以上のような収音・再生システムにおいて,周波数によらず一定のゲインが得られるように重み付けを行う。本報告では,重み付けの効果を検証するために客観評価及び主観評価を行った。結果から,重み付けをすることによって,低域については高精度に再現できることが示された。(著者抄録)

シソーラス用語： *信号標本化 ,  *音環境 ,  収音 ,  *録音再生 ,  ビーム成形 ,  指向性 ,  *フィルタ設計 ,  到来方向推定 ,  伝達関数 ,  聴覚 ,  頭部 ,  重みづけ ,  評価 ,  主観評価 ,  音響アレイ ,  臨場感 ,  ステレオ音響 ,  音声信号
準シソーラス用語： *空間サンプリング ,  ビームフォーミング ,  HRTF ,  客観評価 ,  マイクロホンアレイ

分類 (2件)： 音響信号処理  (BB03050C) ,  オーディオ機器  (NC06010U)

引用文献 (6件)：

• S. Sakamoto, S. Hongo, T. Okamoto, Y. Iwaya and Y. Suzuki, “Sound-space recording and binaural presentation system based on a 252-channel microphone array,” Acoust. Sci. & Tech., 36, 6, 516-526, 2015.
• 伊勢 史郎, “境界音場制御の原理に基づく音場収録・再生システムの現状と課題,” 日本音響学会講演論文集, 891-894, 2014.
• 浅野 太, 音のアレイ信号処理, コロナ社, 2011.
• 平原 達也, 盧原 郁, 小澤 賢司, 宮坂 榮一, 音と人間, コロナ社, 2013.
• 御園生善尚, 和田秀三, 岡安隆照, 鈴木義也, 吾妻一興, 統計学大要 養賢堂, 1975.

タイトルに関連する用語 (3件)： ビームフォーミング ,  空間サンプリング ,  フィルタ設計