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J-GLOBAL ID:201802211256559712   整理番号:18A1790065

月面農場から始まる未来の農業と産業の可能性-NISTEP予測調査とJAXA月面農場ワーキンググループ活動報告速報-

著者 (2件):
資料名:
巻:号:ページ: 26-31  発行年: 2018年 
JST資料番号: J1554B  ISSN: 2189-8693  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
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将来社会の課題が月面農場技術によって解決に向かうかもしれない。科学技術・イノベーション政策において,オープン・イノベーションによる技術革新が期待されており,社会課題の解決が重要視されている。宇宙航空研究開発機構(JAXA)は将来,人類が月面で定住することを想定し,人類の安全かつ持続的な活動を可能とする月面農場システムの概念検討を開始した。宇宙分野において最先端の農業・バイオ技術を適用して月面農場を概念検討しようという試みは世界的に見ても新しく,少子高齢に向かう日本の農業を活性化する技術としても期待されている。現在,JAXAは専門家とともに環境制御技術,無人化技術,リサイクル技術の革新的発展を目指して調査を実施中であり,その活動結果を報告書として取りまとめようとしている。世界が直面する将来社会の課題と,日本の課題を,月面農場技術検討の結果を用いて解決することが期待される。現状の地球環境にとらわれず,極限環境での食料生産や資源・労働力制約の克服等を想定している。この活動が,近未来農業,省リソース農業のアイデア創出につながっていくと考えられる。(著者抄録)
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分類 (2件):
分類
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農業一般  ,  月 
引用文献 (7件):
  • 科学技術動向研究センター,“調査資料 No.240 第10回科学技術予測調査 分野別科学技術予測(2015),” http://hdl.handle.net/11035/3080
  • 相部洋一,“閉鎖型生態系実験施設(CEEF)における居住実験,宇宙航空環境医学 Vol.46,No.4,2009,” http://www.sasappa.co.jp/online/abstract/jsasem/1/046/html/1110460459.html
  • 矢野幸子,嶋津徹,“宇宙における植物栽培研究と求められる光技術,”光学,2017,Vol46.No.1 25-31.
  • Raymond Wheeler,“Agriculture for Space: People and Places Paving the Way,” Open Agriculture.2017,2,14-32.
  • 北宅善昭,“宇宙での植物栽培における植物体の熱・ガス交換,”閉鎖生態系・生態工学ハンドブック(2015)86-92.
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