文献

J-GLOBAL ID：201802212518016391   整理番号：18A0320254

津波ハザードの不確定性を考慮した松崎町の那賀川河口水門における減災効果の評価

著者 (1件)： 阿部郁男 (常葉大 社会環境)
資料名： 常葉大学社会環境学部研究紀要  (Bulletin of Faculty of Social and Environmental Studies, Tokoha University)
号： 5  ページ： 1-10  発行年： 2018年02月28日 
JST資料番号： L7727B  ISSN： 2188-4218  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・伊豆半島松崎町の那賀川河口に整備された防潮堤について,那賀川から津波が入り込んだ場合の防潮堤の効果を試算。
・御前崎を中心とする40X80kmの断層モデルによる津波を,最詳細メッシュ10mの地形データを用いてシミュレーション。
・那賀川に水門が整備された場合と現在の未整備の状態で,津波が防潮堤を越える条件と浸水範囲を計算。
・避難ルートごとの津波到達時間を,断層すべり量,水門整備の有無によって比較。
・那賀川沿いの地区では,小さい津波でも浸水が発生し,市街地の北部では水門を整備しても効果は不変。
・水門を整備しても,大きな津波では避難困難区域が発生。

シソーラス用語： 静岡県 ,  河川 ,  *水門 ,  *防潮堤 ,  *津波 ,  リスク評価 ,  *震源モデル ,  地震断層 ,  滑り ,  地形 ,  *シミュレーション ,  *避難 ,  経路選定 ,  浸水 ,  洪水到達時間
準シソーラス用語： 松崎町 ,  那賀川

分類 (1件)： 自然災害  (RA02030M)

タイトルに関連する用語 (8件)： 津波 ,  ハザード ,  不確定性 ,  那賀川 ,  河口 ,  水門 ,  減災 ,  評価