抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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乗客とドライバーとの仲介をする配車アプリであるCommercial Transport Apps(CTAs)による旅客個別輸送サービスが,4輪車,2輪車ともに東南アジア諸国で広がりつつある。その代表的な都市としてホーチミンシティを対象として,現状での規制の状況と提供サービスを現地ヒアリングをもとに整理し,あわせて在来のタクシーとバイクタクシーとの差異に着目して,アンケート調査をもとに,CTAsによるタクシーとバイクタクシーへの利用者意識を明らかにした。その結果,ホーチミンでは多くの諸国と同様に,4輪車についてはハイヤー型の登録制度を導入して法的に位置付けつつ,バイクタクシーについては従来同様に法的位置づけの外にある現状を整理した。アンケート調査からは,タクシーの質が比較的高いホーチミンでもCTAsサービスが広く受け入れられ,利用者は場面に応じて使い分けていることを明らかにした。(著者抄録)