文献

J-GLOBAL ID：201802219053897644   整理番号：18A0750207

貴重服飾資料に関するデジタルアーカイブ化の検証と新手法

著者 (2件)： 好田由佳 (梅花女大 文化表現) ,  香山喜彦 (梅花女大 文化表現)
資料名： 梅花女子大学文化表現学部紀要(Web)
号： 14  ページ： 34-41 (WEB ONLY)  発行年： 2018年03月22日 
JST資料番号： U1162A  ISSN： 2432-0420  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本研究は,文化財デジタルアーカイブの現状を調査し,研究用データベースとしての有益性を検証する。特に日本の文化財データベースのなかの服飾資料に注目し,研究資料としてどのような活用方法があるのかの実践を試みる。その上で,Microsoft社のKinectセンサーを活用した服飾資料の3Dデジタル化の方法を提案する。Google Arts & Cultureの“We wear culture”は,有数の博物館・美術館が協力した世界規模の文化財デジタルアーカイブであり,研究用データベースとしての活用を目的とした今後の展開が期待される。一方で,資金をもたない大学機関の貴重服飾資料が消失されないように,早急なデジタルアーカイブシステムの構築が望まれている。本研究では,立体的な形状の資料をデジタル化するために,コスト面・技術面の負担を抑えた新手法として,Kinectを活用した3Dモデルの合成を試みた。撮影方法に検討が必要ではあるが,新しいデジタルアーカイブを構築する可能性を提示できた。(著者抄録)

シソーラス用語： 博物館 ,  *資料保存 ,  ディジタル方式 ,  *文化 ,  *データベース ,  モデル ,  *衣服 ,  学校 ,  女性 ,  *センサ ,  美術館 ,  画像合成 ,  三次元モデル
準シソーラス用語： 文化財デジタルアーカイブ ,  文化財データベース ,  3Dモデル ,  *服飾資料 ,  女学校 ,  *Kinectセンサ

分類 (1件)： データベースシステム  (JD03030U)

タイトルに関連する用語 (3件)： 資料 ,  デジタルアーカイブ ,  検証