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J-GLOBAL ID：201802220703503852   整理番号：18A0240992

低コスト・省力化で収益性の向上 常緑果樹栽培における省力技術の現状と将来の方向

著者 (1件)： 岩崎光徳 (農研機構)
資料名： 果実日本
巻： 73  号： 2  ページ： 34-38  発行年： 2018年02月15日 
JST資料番号： L0963A  ISSN： 0913-8242  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： カンキツ栽培における省力技術を紹介した。収穫や摘果の作業性向上,作業時間短縮,省力化のためには樹高を2m程度に維持すべきであり,その方法としてヒリュウ台を利用する矮化と剪定がある。テラス幅の狭い段畑園での作業性を改善するためには,主幹形や双幹形などの樹幅の狭い樹形に仕立てる。摘果の省力化には摘果剤として1-ナフタレン酢酸ナトリウムまたはエチクロゼートを利用する。園地の雑草管理の省力技術としては草生栽培があり,とくにナギナタガヤを用いると有機物施用量も多くなり,土作りにも役立つ。ナギナタガヤ草生とマルチ栽培を組み合わせると年間を通じた雑草管理ができる。

シソーラス用語： 果樹 ,  *ミカン科 ,  省力化 ,  収穫 ,  *摘果 ,  樹高 ,  *改変 ,  剪定 ,  台木 ,  カラタチ ,  形態 ,  摘果剤 ,  土壌管理 ,  栽培 ,  ウシノケグサ属 ,  マルチ栽培 ,  カルボン酸 ,  芳香族縮合化合物 ,  窒素複素環化合物 ,  芳香族塩素化合物 ,  カルボン酸エステル
準シソーラス用語： ナギナタガヤ ,  柑きつ ,  雑草管理 ,  仕立法 ,  樹形 ,  常緑果樹 ,  草生栽培 ,  飛竜 ,  *矮化 ,  矮性台木

分類 (1件)： 果樹  (FC03042G)

物質索引 (2件)： NAA ,  エチクロゼート

タイトルに関連する用語 (6件)： 省力化 ,  収益性 ,  常緑果樹 ,  栽培 ,  現状 ,  将来