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J-GLOBAL ID：201802221118580877   整理番号：18A1236760

勾配レンジ制約に基づくロバスト画像平滑化

Robust Image Smoothing Based on Gradient Range Constrains

著者 (4件)： 赤井優志 (香川大 大学院工学研究科) ,  柴田峻敬 (香川大 大学院工学研究科) ,  松岡諒 (香川大 大学院工学研究科) ,  奥田正浩 (北九州市大 国際環境工)
資料名： 電子情報通信学会技術研究報告  (IEICE Technical Report (Institute of Electronics, Information and Communication Engineers))
巻： 118  号： 85(MSS2018 1-36)  ページ： 33-37  発行年： 2018年06月07日 
JST資料番号： S0532B  ISSN： 0913-5685  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 最適化に基づく画像平滑化手法は,コントラスト強調やトーンマッピング,ノイズ除去などの様々なアプリケーションで広く用いられ,重要な役割を果たしている。しかし従来手法の多くは,平滑化結果画像に疑似エッジなどの望ましくないアーティファクトが発生する場合があり,上述したアプリケーションにおいて予期せぬ画質劣化を招いてしまう。そこで本稿では,これらのアーティファクトを抑制するために,勾配領域にレンジ制約を導入したロバスト画像平滑化手法を提案する。実験より,提案手法といくつかの従来手法を比較することで有効性を示した。(著者抄録)

シソーラス用語： *画像処理 ,  画像強調 ,  画像合成 ,  画像 ,  *平滑化
準シソーラス用語： デジタル画像処理 ,  コントラスト強調 ,  トーンマッピング ,  高ダイナミックレンジ画像 ,  *エッジ保存

分類 (1件)： 図形・画像処理一般  (JE04010I)

引用文献 (21件)：

• Z. Farbman, R. Fattal, D. Lischinski, and R. Szeliski, ′′Edge-preserving decompositions for multi-scale tone and detail manipulation,′′ ACM Trans. Graph., vol. 27, no. 3, pp. 67:1- 67:10, Aug. 2008.
• S. L. Gastal, Eduardo and M. Oliveira, Manuel, ′′Domain transform for edge-aware image and video processing,′′ ACM Trans. Graph., vol. 30, no. 4, pp. 69:1-69:12, Jul. 2011.
• R. Fattal, ′′Edge-avoiding wavelets and their applications,′′ ACM Trans. Graph., vol. 28, no. 3, pp. 22:1-22:10, Jul. 2009.
• F. Durand and J. Dorsey, ′′Fast bilateral filtering for the display of high-dynamic-range images,′′ ACM Trans. Graph., vol. 21, no. 3, pp. 257-266, Jul. 2002.
• L. I. Rudin, S. Osher, and E. Fatemi, ′′Nonlinear total variation based noise removal algorithms,′′ Phys. D, vol. 60, no. 1-4, pp. 259-268, 1992.

タイトルに関連する用語 (5件)： 勾配 ,  レンジ ,  制約 ,  ロバスト ,  平滑化