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J-GLOBAL ID：201802222434205218   整理番号：18A2045389

天然更新技術を考える カラマツ人工林におけるカラマツ天然更新の誘導

著者 (1件)： 大矢信次郎 (長野県林業総合セ)
資料名： 森林技術
号： 920  ページ： 12-15  発行年： 2018年11月10日 
JST資料番号： G0035A  ISSN： 1349-452X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・内装や建具用の素材として需要拡大が見込まれるカラマツの再造林コストの低減に向けた天然更新技術の紹介。
・カラマツの天然更新の可能性,カラマツ人工林の伐採と地表かき起こしによる天然更新の誘導についての解説。
・春にカラマツ雌花が多数認められる年に,帯状伐採と地表かき起こし処理を組み合わせることでカラマツ実生を発生させることが可能,実生の成長には十分な光量を確保できるかが重要。
・この技術による天然更新コストは,大苗植栽やコンテナ苗植栽に比べて約40~70%の削減になると試算。

シソーラス用語： *カラマツ ,  再生 ,  *天然更新 ,  針葉樹林 ,  落葉樹林 ,  地ごしらえ ,  原価低減 ,  長野県
準シソーラス用語： カラマツ林 ,  再造林

分類 (2件)： 森林の天然更新  (FF03030W) ,  森林保育  (FF03040H)

引用文献 (5件)：

• 長野県内務部(1929)信州に於ける落葉松.長野県,長野,58p.
• 今井元政(1978)カラマツ造林の発祥.信州カラマツ造林の歩み(長野県編,長野県松本,657pp.).p.7-32.
• 長野県林務部(2018)“長野県民有林の現況(平成30年)”.長野県. https://www.pref.nagano.lg.jp/rinsei/sangyo/ringyo/toukei/minyurin/h30.html
• 小沢準二郎(1962)針葉樹のタネ-生産と管理.東京,地球出版,451p.
• 五十嵐恒夫・矢島 崇・松田 彊・夏目俊二・滝川貞夫(1987)カラマツ人工林の天然下種更新.北大演習林研報.44(3):1019-1040.

タイトルに関連する用語 (4件)： 天然更新 ,  カラマツ ,  人工林 ,  誘導