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J-GLOBAL ID：201802223268630359   整理番号：18A1561574

高潮防災の取り組み 高潮・波浪減災のためのハード・ソフト対策の研究動向

著者 (2件)： 竹下哲也 (国土技術政策総合研) ,  加藤史訓 (国土技術政策総合研)
資料名： 河川
号： 865  ページ： 11-14  発行年： 2018年08月20日 
JST資料番号： G0117A  ISSN： 0287-9859  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・海岸堤防は,設計高潮位を越える潮位の海水,設計波を越える波浪,設計津波を越える津波の作用に対して,当該堤防の損傷等を軽減する機能(粘り強い構造)を有する様に,2014年に海岸法が改正。
・高波浪に対して粘り強い海岸堤防の構造,および高波浪による家屋倒壊危険範囲の推定方法について紹介。
・粘り強い構造の検討の必要性と方針,高波浪に対して粘り強い海岸堤防の陸側および海側構造について説明。
・波浪による家屋倒壊の事例,ならびに数値計算による家屋倒壊危険範囲の推定方法について説明。

シソーラス用語： 水害 ,  防災 ,  研究 ,  災害 ,  *海岸堤防 ,  破壊 ,  *高潮 ,  *波浪
準シソーラス用語： 沿岸防災 ,  *減災 ,  *高潮災害 ,  *堤防決壊 ,  防災研究

分類 (2件)： 自然災害  (RA02030M) ,  海岸工学  (RC13000X)

引用文献 (8件)：

• 高知測候所編:颱風調査報告(昭和九年九月廿一日),pp.70-71,1936.
• 竹内俊雄,福岡正巳,細井正延,吉川秀夫,土屋昭彦,木下武雄,冨永正照,三井宏:伊勢湾台風による高潮と被害の特性,土木研究所報告,pp.34-40,1961.
• Jeremy D. Bricker, Shuichi Kure, Erick Mas, and Carine J.YI: “5. IRIDeS fact-finding mission, Hazard and Damage Evaluation Team”, INITIAL REPORT of IRIDeS Fact-finding mission to Philippines, International Research Institute of Disaster Science (IRIDeS), Tohoku University, pp. 28-39, 2014.
• 高波災害対策検討委員会:第1回資料2 今回の下新川海岸等の被災状況,pp.7-12,2008.
• 竹下哲也,加藤史訓,五十嵐竜行,小泉知義,宇多高明:越波に対して粘り強い海岸堤防の構造に関する実験的研究,土木学会論文集B2(海岸工学),Vol.73,No.2,pp.I_1093-I_1098,2017.

タイトルに関連する用語 (8件)： 高潮 ,  防災 ,  波浪 ,  減災 ,  ソフト ,  対策 ,  研究 ,  動向