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J-GLOBAL ID：201802223612514251   整理番号：18A1182398

コンピュテーショナルディスプレイの基礎

著者 (1件)： 小池崇文 (法政大 情報科学)
資料名： 光技術コンタクト  (Optical and Electro-Optical Engineering Contact)
巻： 56  号： 6  ページ： 29-34  発行年： 2018年06月20日 
JST資料番号： S0624A  ISSN： 0913-7289  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・コンピュテーショナルディスプレイは,デバイス単体以上のディスプレイ性能の実現や,新しい機能の追加を可能としたディスプレイシステムやディスプレイ技術。
・コンピュテーショナルディスプレイの概要を説明し,光を物理的な場と同様に考えて,光線を位置と方向で記述するライトフィールドの概念を述べ,それらを実空間で再現するライトフィールドディスプレイを示し,最後に実際のコンピュテーショナルディスプレイの研究例を紹介。
・レンズアレイを用いた光線標本化方式と,複数枚の液晶を用いたテンソル積方式を提示。
・前者はディスプレイの信号をレンズ等によってサンプリングし方向制御してライトフィールドを生成し,後者は信号と別の信号の積をとることでライトフィールドを生成していることを指摘。

シソーラス用語： *計算機利用 ,  *表示装置 ,  信号標本化 ,  アレイ ,  レンズ ,  テンソル積 ,  方向制御 ,  *レンダリング ,  光線追跡
準シソーラス用語： コンピュテーショナルフォトグラフィ ,  レンズアレイ ,  光線追跡法【画像処理】

分類 (2件)： 表示機器  (NC06030Q) ,  図形・画像処理一般  (JE04010I)

引用文献 (12件)：

• O. Bimber Ed., “Computational Photography,” IEEE Computer, pp. 28-65, 39(8), 2006.
• G. Wetzstein et al., “Computational Displays.” ACM SIGGRAPH Course, 2012.
• M. Faraday, “Thoughts on Ray Vibrations,” Philosophical Magazine, S.3, Vol XXVIII, N188, 1846.
• E. H. Adelson and J. R. Bergen, “The Plenoptic Function and the Elements of Early Vision,” Computational Models of Visual Processing, MIT Press, pp. 3-20, 1991.
• M. Levoy and P. Hanrahan, “Light Field Rendering,” ACM SIGGRAPH 1996, pp. 31-42, 1996.

タイトルに関連する用語 (1件)： 基礎