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J-GLOBAL ID:201802232956537308   整理番号:18A0115502

東京都新宿区南元町遺跡から出土した布袋に入った江戸時代の茶

Tea of the early modern Edo period contained in a cloth bag excavated from the Minamimotomachi site, Shinjuku, Tokyo
著者 (6件):
資料名:
巻: 26  号:ページ: 79-85  発行年: 2017年12月18日 
JST資料番号: L5752A  ISSN: 0915-003X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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日本での茶の利用は,805年に唐から帰国した最澄がチャノキの種子を持ち帰り,比叡山の坂本に植えたのが始まりとされている。庶民が茶を飲むようになったのは,江戸時代になってからとされ,江戸時代中期ごろからは,番茶を茶袋に入れ鍋や釜で煮出して飲んでいたと言われている。東京都新宿区南元町の南元町遺跡の3次調査(2014年)で,江戸時代の道路遺構の路盤から布製の袋が出土し,この中に円柱状の茎の破片と葉の破片が多量に入っていた。茎について,外部形態を観察するとともに横断切片を作製して組織構造を観察した結果,チャノキの茎であると同定して報告した。その後,遺物を再び実見し,内容物を新たに得て詳細な検討を行った結果,江戸の町人や下級武士等の一般的な都市住民が日常的に用いていた番茶と茶袋であるとの考えに至ったのでその詳細について報告した。
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分類 (3件):
分類
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アルカロイドし好飲料  ,  植物形態学・解剖学  ,  植物分類学 
引用文献 (18件):
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