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J-GLOBAL ID:201802233000031312   整理番号:18A1793881

モンテカルロ放射線輸送コード(PHITS)を用いた森林内空間線量評価ツールの開発

Development of an Evaluation Tool for Air Dose Rate in Forests Using a Monte Carlo Radiation Transport Code (PHITS)
著者 (10件):
資料名:
巻:号:ページ: 145-152  発行年: 2018年09月25日 
JST資料番号: F1580A  ISSN: 2187-8382  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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モンテカルロ放射線輸送コード(PHITS)を用いて森林内の放射線挙動をシミュレーションするために,森林内樹木モデルやリターおよび土壌層モデル,さらには起伏等を考慮し,森林内3次元放射源モデルの作成ツールを開発した。開発したモデルを用いて,福島県川内村荻地区を対象に,森林内放射性Cs動態を考慮した計算を実施した。その結果,2015年10月時転の観測データを用いると,樹木に放射性Csがほとんど存在しないため,樹冠からリター層へ移行してもほとんど地上1m空間線量率は変化しなかった。一方,2011年8-9月時点の放射性Cs濃度を用いると,樹冠に放射性Csが多く存在し,樹冠近傍や地上200m程度まで空間線量率が高い傾向が見られ,樹冠からリター層へ移行すると,地上1m高さの空間線量率は,線源からの距離が近くなったことにより3倍程度大きくなった。いずれの入力データにおいても,樹冠から土壌層へ放射性Csが移行することで,土壌の遮蔽効果により地上1m高さの空間線量率は3分の1から2分の1程度減少した。実際には,樹冠からリター層への移行とリター層から土壌層への移行の効果が相殺されて,空間線量率の低下は物理減衰程度になっていると考えられる。(著者抄録)
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分類 (2件):
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環境の汚染及び防止  ,  森林生物学一般 
引用文献 (30件):

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