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J-GLOBAL ID：201802234765579463   整理番号：18A0118474

発話の分散表現に基づく雑談音声対話システムの応答種別選択

Selecting Response from Conversational Spoken Dialogue System Based on Distributed Representation of User Utterances

著者 (3件)： 太田健吾 (阿南工高専) ,  西村良太 (徳島大) ,  北岡教英 (徳島大)
資料名： 電子情報通信学会技術研究報告  (IEICE Technical Report (Institute of Electronics, Information and Communication Engineers))
巻： 117  号： 368(SP2017 55-65)  ページ： 1-5  発行年： 2017年12月14日 
JST資料番号： S0532B  ISSN： 0913-5685  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 我々は,雑談音声対話システムにおいて,ユーザの発話に対する適切な応答の種別を自動的に判定する手法を提案している。提案手法では,ユーザの発話から抽出された特徴量に基づく識別器により,相槌や話題交替などの中から適切な応答種別を選択する。本稿では,従来の音響的な特徴量に加え,言語的な特徴を用いて応答種別を選択した結果について報告する。高齢者の語り手とインタビュアーの対話データを用いた評価実験の結果,単語の分散表現に基づく言語特徴量と音響特徴量を併用することでF値53.9%の分類精度が得られた。(著者抄録)

シソーラス用語： 発話 ,  自然言語処理 ,  表現 ,  会話 ,  *計算機利用システム ,  音響特性 ,  数値 ,  機械学習 ,  *音声認識 ,  コミュニケーション

分類 (2件)： パターン認識  (JE07000S) ,  その他の情報処理  (JE15050M)

引用文献 (18件)：

• 深澤佑介, 長沼武史, 藤井邦浩, 倉掛正治, “タスク指向型モバイルサービスナビシステムの拡張とユーザ評価,” 情報処理学会論文誌, vol.50, no.1, pp.159-170, 2009.
• 比企野純太, 中野有紀子, 安田清他, “会話エージェントを利用した認知症患者のためのコミュニケーション支援,” 情報処理学会全国大会講演論文集, vol.2011, no.1, pp.195-196, 2011.
• 小磯花絵, “『日本語日常会話コーパス』の設計と構築,” 人工知能学会研究会資料, SIG-SLUD-B508, pp.1-2, 2017.
• 目黒豊美, 東中竜一郎, 堂坂浩二, 南泰浩, “聞き役対話の分析および分析に基づいた対話制御部の構築,” 情報処理学会論文誌, vol.53, no.12, pp.2787-2801, 2012.
• R. Nisimura, A. Lee, M. Yamada, and K. Shikano, “Operating a Public Spoken Guidance System in Real Environment,” Proceedings of the European Conference on Speech Communication and technology (Interspeech), 9 2005.

タイトルに関連する用語 (5件)： 発話 ,  分散表現 ,  雑談 ,  音声対話システム ,  応答