抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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今回試験を実施してきた中で,暖地においては,今回試験に使用した「幸水」とは異なる「新高」等の花芽において,落葉前から動き出しており,この時点で既に枯死しているものが散見された。このことは,休眠導入の過程で既に異常がある可能性を示唆している。これまでにポット樹を用いた試験ではあるが,クリにおいて春の植え付け時に過剰な家畜ふん堆肥の施用を行うと,正常な自発休眠ステージ進行の阻害および耐凍性低下の要因となることを報告している。このことから,今後はニホンナシにおいても自発休眠進行プロセスと耐凍性獲得機構の詳細についてさらに検討を進めていく必要がある。