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J-GLOBAL ID：201802235536119570   整理番号：18A0811395

SenseChairによる会話者間の同調傾向検出手法と会話の質評価

著者 (6件)： 續毅海 (大阪大 大学院情報科学研究科) ,  伊藤雄一 (大阪大 大学院情報科学研究科) ,  藤原健 (大阪経済大 人間科学) ,  高嶋和毅 (東北大 電通研) ,  宮崎陽平 (大阪大 大学院情報科学研究科) ,  尾上孝雄 (大阪大 大学院情報科学研究科)
資料名： ヒューマンインタフェース学会論文誌(CD-ROM)  (Transactions of Human Interface Society (CD-ROM))
巻： 19  号： 1-4  ページ： 151-162  発行年： 2017年02月25日 
JST資料番号： L3614B  ISSN： 2186-828X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・SenseChair(着座者の重心・重量変化をリアルタイムに取得して,着座状況の認識が可能なオフィスチェア型デバイス)を用いて会話者間の同調傾向の検出手法を提案。
・提案手法では,複数のグループによるアイデア創出課題を行う散発型会話データを取得し,実験参加者の会話の特徴を分析。
・SenseChairで得られた着座者の揺動データを周波数解析し,全会話者でデータを重ね合わせ,身体動作の周波数的な同調傾向を算出。
・同調傾向値と会話の質の関係を,1)議論内容(創造性)との関係,2)参加者の内観報告との関係,について分析し,議論で生み出された案の量・質,参加者らの内観報告等との関連を確認。

シソーラス用語： *会話 ,  *同時性 ,  *重心動揺 ,  *圧力センサ ,  周波数解析 ,  *特徴抽出 ,  揺れ ,  アンケート ,  報告 ,  創造性
準シソーラス用語： グループディスカッション ,  *会話分析 ,  議論 ,  *傾向検出 ,  自己報告 ,  状況認識 ,  *身体動作 ,  身体動揺 ,  *着座 ,  *同調性 ,  被験者実験 ,  非言語情報

分類 (1件)： 人間機械系  (IB03000G)

引用文献 (23件)：

• Won, A. S., Bailenson, J. N., Stathatos, S. C., and Dai, W.: Automatically detected nonverbal behavior predicts creativity in collaborating dyads; Journal of Nonverbal Behavior, Vol. 38. No. 3, pp. 389-408(2014).
• Nagaoka, C., Yoshikawa, S., and Komori, M.: Embodied synchrony of nonverbal behavior in counseling: A case study of role playing school counseling; Proceedings of CogSci'2006, pp. 1862-1867(2006).
• Bernieri, F., Gillis, J. S., Davis, J. M., and Grahe, J. E.: Dyad rapport and the accuracy of its judgment across situations: A lens model analysis; Journal of Personality and Social Psychology, Vol. 71, No. 1, pp. 110-129(1996).
• Scheflen, A. E.: The significance of posture in communication systems; Psychiatry, Vol. 27, pp. 316-331(1964).
• 池田和章, 伊藤雄一, 中島康祐, 尾上孝雄: 様々な椅子での重心・重量による姿勢識別率に関する検討; HI 学会研究報告集, Vol. 13, pp. 33-38(2011).

タイトルに関連する用語 (6件)： 会話 ,  同調 ,  傾向検出 ,  手法 ,  質 ,  評価