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J-GLOBAL ID：201802235542792474   整理番号：18A1603910

水田農業の次世代モデルを問う 秋田県大潟村の検証から

An Approach for the Next Generation Model of Paddy-farming in Japan: From the History of Ogata Village, Akita Prefecture

著者 (3件)： 佐藤了 (秋田県立大学) ,  長濱健一郎 (秋田県立大学) ,  渡部岳陽 (秋田県立大学)
資料名： 農業経済研究(Web)  (Journal of Rural Economics (Web))
巻： 88  号： 3  ページ： 244-258(J-STAGE)  発行年： 2016年 
JST資料番号： U0712A  ISSN： 2188-1057  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本稿は,秋田県大潟村における機械化大規模営農の構想と実際の歩みを検証して,水田農業の次世代モデルへの示唆を得るのが目的である.その結果,次のことが明らかになった.第1に,農地の払い下げや営農方式等に関する契約下で,国と入植者の意思はしばしば対立・交錯しつつも,水稲直播等の国構想基幹部分の失敗にもかかわらず,入植者たちの強い欲求と実践が田植機の乗用多条化など稲作専用機械化体系の成立を促し,役割を果たした.第2に,食糧法下の販売努力や環境配慮生産などが奏効して稲作の有利性に拍車がかかり,土地利用方式改変への内発的契機は微弱であった.第3に,消費者,実需者,他産地や畜産経営者等との連携が発展,進化し,新たな変化が起きつつある.(著者抄録)

シソーラス用語： 農業 ,  秋田県 ,  栽培 ,  水稲 ,  *機械化 ,  *農業経営 ,  農業機械 ,  農業構造 ,  田畑輪換
準シソーラス用語： 稲作 ,  耕畜連携 ,  水田農業 ,  *大規模経営

著者キーワード (10件)： 水田農業の次世代モデル ,  大潟村の事例検証 ,  国と農家の対立 ,  土地利用方式の改変 ,  連携の進化による新変化 ,  a next-generation model of paddy-farming in Japan ,  case study of Ogata Village ,  conflicts between the country and farmers ,  changes of land use systems ,  new changes through evolving relationships between farmers and consumers with livestock farmers

分類 (1件)： 農業経済,農業経営  (FB01020L)

タイトルに関連する用語 (5件)： 水田農業 ,  次世代 ,  モデル ,  秋田 ,  検証