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J-GLOBAL ID:201802237939899642   整理番号:18A0750724

縞葉枯病抵抗性で糖含有率が高い稲発酵粗飼料専用品種「つきすずか」の育成

Breeding of the Rice Cultivar ‘Tsukisuzuka’ for whole crop silage use
著者 (11件):
資料名:
号: 18  ページ: 41-51 (WEB ONLY)  発行年: 2018年03月28日 
JST資料番号: U1293A  ISSN: 2432-809X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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「つきすずか」は,当研究センターにおいて,飼料特性が優れる「中国飼198号(たちすずか)」を母,縞葉枯病抵抗性を持つ「ホシアオバ」の突然変異体系統「多収系1066」を父とする交配後代より選抜・育成された稲発酵粗飼料用品種である。出穂期は,「たちすずか」と同じ“かなり晩”に属し,出穂性における感光性程度は「たちすずか」より強い。稈長は「たちすずか」並の“極長稈”である。穂長は「たちすずか」より短く,穂数は「たちすずか」並である。縞葉枯病に抵抗性である。いもち病については,真性抵抗性遺伝子“Pib,Pik-m,Pi20”を持つと推定される。葉いもち,穂いもちともに圃場抵抗性程度は不明である。黄熟期乾物収量は「たちすずか」並であり,籾重割合は「たちすずか」より少ない2.8%程度である。稲体の糖含有率は17%程度で,「たちすずか」並に高い。晩植と疎植を組み合わせた栽培条件での採種試験における「つきすずか」の採種量は「たちすずか」並で,300kg/10a程度の種子を生産することができる。以上のことから,「つきすずか」は,既に「たちすずか」が普及している地域での導入が容易であり,また,「たちすずか」の栽培が困難であった縞葉枯病多発地でも良質な稲発酵粗飼料の生産が可能である。(著者抄録)
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分類 (5件):
分類
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稲作  ,  飼料作物,草地  ,  作物の品種改良  ,  粗飼料  ,  ウイルスによる植物病害 
引用文献 (18件):

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