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J-GLOBAL ID：201802238707713332   整理番号：18A1794094

能登・佐渡沖合域の流れ場とブリ来遊の経年変動

著者 (2件)： 和川拓 (水産研究・教育機構 日本海区水研) ,  久保田洋 (水産研究・教育機構 日本海区水研)
資料名： 日本海リサーチ&トピックス  (水産総合研究センター研究開発情報)
号： 23  ページ： 6-8  発行年： 2018年09月 
JST資料番号： F1591A  ISSN： 1882-1758  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・冬季に佐渡島と能登半島の沖合域を回遊して沿岸の定置網で漁獲される日本海のブリ来遊の変動を理解するには,水温場の変動の理解だけでなく,水温場が流れ場の影響を受けるため,またブリの漁模様には流れの変化自体が影響すると考えられているため流れ場の理解が重要。
・能登・佐渡沖合域における流れ場の経年変動を明らかにするため,1993~2016年の24年間に及ぶ長期的な人工衛星海面高度観測データを解析。
・流れ場の経年変動:新潟県~石川県への寒ブリ来遊期(11~1月)における経年変動成分の主成分分析の結果,第1主成分(寄与率41.2%)は日本海全域における空間スケールの流れ場の経年変動成分を範囲子,第2主成分(寄与率13.2%)は能登と佐渡の沖合域に逆向きの2つの渦(渦対)が分布する空間パターン。
・ブリ来遊の経年変動:新潟と富山の冬季ブリ漁獲量から,冬季に南下するブリに流れ場の変動がどう影響するか検討の結果,2015~2016年の冬季に流れ場とブリ漁獲量の間には想定される関連が有。

シソーラス用語： *ブリ ,  *回遊 ,  経時変化 ,  佐渡島 ,  海域 ,  *流れ場 ,  漁獲 ,  漁獲量 ,  日本海 ,  主成分分析
準シソーラス用語： 回遊経路 ,  経年変動 ,  能登半島 ,  沖合 ,  回遊行動 ,  人工衛星観測 ,  *時空間解析 ,  時空間変動

分類 (3件)： 魚類  (FH02020K) ,  漁場・漁況  (FH03020R) ,  海洋の構造・力学・循環  (DC06030G)

タイトルに関連する用語 (5件)： 能登 ,  沖合 ,  流れ場 ,  ブリ ,  経年変動