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J-GLOBAL ID:201802239522077674   整理番号:18A0630381

ACD/MS Workbook Suiteを用いたLC-MS分析による発芽玄米酒粕のアンジオテンシン変換酵素阻害活性ペプチドの同定

Identification of the angiotensin-converting enzyme inhibitory activity peptide of the germinated brown rice sake-lees by LC-MS analysis using ACD/MS Workbook Suite
著者 (3件):
資料名:
号: 72  ページ: 15-22  発行年: 2018年02月26日 
JST資料番号: F0855A  ISSN: 0286-1178  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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著者らは,これまでに発芽玄米酒粕を用いて減塩パンを製造してきた。これからもパンつくりに発芽玄米酒粕を用いていきたいと考えている。in vitro条件下で,発芽玄米酒粕,発芽玄米酒,清酒中のアンジオテンシン変換酵素(ACE)阻害活性を測定した。その結果,ACE阻害活性(発芽玄米酒粕,発芽玄米酒,清酒)は,IC50値で,それぞれ0.15mg/ml,1.15mg/ml,1.55mg/mlであった。発芽玄米酒のACE阻害活性は,清酒のそれよりも強かったので,発芽玄米由来成分にACE阻害活性があることが分かった。また,発芽玄米酒粕のACE阻害活性は,発芽玄米酒のそれよりも強かった。まとめると,発芽玄米酒粕は発芽玄米酒よりも,ACE阻害活性が残っていることが期待された。食品の機能性成分を探索し,容易に同定する方法として,発芽玄米酒粕抽出物由来の機能性ジペプチドの同定法の開発試験を行った。LC-MS分析の結果から,Intelli Target機能とMS Match機能を持つソフトウエアACD/MS Workbook Suite(Advanced Chemistry Development社,カナダ)を用いて,ACE阻害活性を持つジペプチドを探索した。両機能を比較した結果,MS Match機能によって,発芽玄米酒粕中に血圧降下効果を持つVal-Proジペプチドが存在することが示された。LC-MSの結果からMS Match機能を用いることで,有効なジペプチドを容易に同定することができた。(翻訳著者抄録)
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分類 (3件):
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食品の分析  ,  食品の化学・栄養価  ,  清酒 

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